萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

接待サイクリングなのだ!

2009年10月15日 | 自転車関連

<左がスリムなK部長のアンカー。右は御免丸。>

実は昨日から今日にかけて軽井沢に行っていた。取引先との接待ゴルフという奴だ。が、小生は30歳の頃にゴルフはやめた。理由はいくつかあった。

◇その頃、小生より若いモンでゴルフをやっているのがおらず、会社のコンペに行くと、いつも小間使いのパシリをやらされた。

◇その割りには会費はしっかり払わされた。当時のゴルフは安月給に比して高くつく遊びであった。

◇30歳ぐらいから、野球に加えて、山登りをはじめた。ゴルフにまわす遊び時間がなくなった。

◇練習もせず、年に数回程度いくだけでは、上達しない。したがって、面白くない。

◇大体、昔から、ボーリング、マージャン、ゴルフ等々、場代を必要とするレジャーは性に合わない。同じ理由から自転車での楽しみ方もレースではなくサイクリングを選ぶ。レースは参加費(場代)を払わなければならないからだ。

ということでゴルフはしない。夜の会食だけ参加しようと思っていたのだが、どこにも同じような人はいるものだ。某社のK部長はゴルフはせず、自転車が趣味だという。軽井沢の宿までは自転車で行くというのだ。ならば、お供いたしましょう。ということで、ここに「接待サイクリング」なるものが成立したのであった。

吾妻線の群馬原町という駅で待ち合わせた。K部長は同年輩であるが、自転車が趣味と言うだけあって、体型はスリムだ。ヘルメットにサングラス、レーサージャージ&パンツ姿がキマってる。自転車もブリヂストンのロードレーサー「アンカー」である。こちとらは、御免丸
にNYマーク入りの帽子に山シャツと山登り用のダブついたパンツというイデタチ。カッコですでに負けている。

K部長は地元群馬出身なので先導をお願いする。小生は後をついて行くだけだ。まずは、吾妻渓谷沿いを長野原まで走る。途中、今話題の八ツ場(やんば)ダムの脇も通った。確かに巨大な鉄骨の骨組みが出来上がりつつあった。この辺まではなんとかついて行けた。

長野原からは南に折れて、いよいよ本格的登りだ。ダラダラ登りなのであるが、ここのところ太り気味の小生にはきつかった。K部長との差はみるみる広がっていき、やがて見えなくなってしまう。途中、途中でK部長は待っていてくれた。北軽井沢あたりの紅葉はもうひとつであったが、目の保養にはなった。息も絶え絶えに、なんとか、最高地点まで登りきれた。

ここから、旧軽井沢までは一挙に下りである。実に爽快だった。小生の走行距離は60キロ程。K部長は自宅から走ってきたので、120キロ走ったとのこと。宿で一風呂浴びると、ちょうどゴルフ組みが到着。午後6時からの会食に参加した。ゴルフの話で盛り上がる中、片隅でK部長と自転車の話で盛り上がろうとしたが、K部長は酒が呑めない。道理でスリムなわけだ。

ということで、ゴルフ組みの中に割り込んで、ゴルフ以外の話題で盛り上げた。9時過ぎまで楽しく呑んでお開き。結構充実した一日を送れたが、これも、れっきとした仕事なのであった


<今話題の建設途中の八ツ場ダムだ>


<紅葉は“見頃”とまではいかなかったが、“軽井沢っ”て感じであった。>
コメント (2)
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