萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

今日も芋煮会なのだ

2009年10月24日 | 酒食・グルメ?

<サクランボのK氏による、山形風芋煮>

昨日は東京で一日会議。会議終了後、週末ということもあって、仲間と一杯。が二杯、三杯。杯が進んで帰りが遅くなる。大宮駅で降りてもう一軒。なんて、ことをやっていたら、いつの間にやら、12時を過ぎ、今月二度目のブログ非更新。

今朝、仙台に戻ってきた。11時から“止まり木”から歩いて10分ほどの名取川のほとりでやる芋煮会に出席する為だ。今回は仙台の座員たちとの会だ。座で芋煮会をやるのは10年ぶりぐらいだそうだ。昨年、居酒屋さんの芋煮会に出た小生が芋煮会文化の素晴らしさを絶賛したのが契機となり、今季復活したのだ。10年ぶりだろうが20年ぶりだろうが、“芋煮”となればそこは仙台人。段取りもよく、小生の通勤路とも言える河原で酒宴を張ることになった。

総勢は10人ほど。鍋を仕切るのは実家がサクランボ農家で6月にはいつもお世話になる山形出身のK氏である。当然とばかりに鍋は牛肉で醤油味の“山形風”だ。バーべQの方はマジシャンKが指揮をとる。彼の手品はクロウトである。時々、国分町辺りで日銭を稼ぐとのウワサもある。小生も宴会の席で何度も手並みを拝見しているが、見事なものである。

その彼が、バーベQの下ごしらえで厚く切ったタマネギに串を通している仕草を眺めていると、タマネギが一瞬にして牛肉になるのではないかと期待してしまう。

その他にも、火をおこすのが得意な人、生ビールを上手に注ぐ奴、使いっパシリを楽しむ青年、ボソッとつぶやく一言が面白い人、などなど。普段の仕事ではみられない一面に気づくのは楽しい発見である。

そんな仲間と生ビール片手に芋煮や焼肉に舌鼓を打つのは、誠に幸せなひと時である。新幹線の鉄橋の下とはいえ、場所は古(いにしえ)の歌人たちがあこがれ、歌枕にもなった「名取川」の河原である。15リットル用意した生ビールや兄が送ってくれた北海道の限定酒などを呑みながら心地よく酔う。

15時過ぎ。あらかた呑みつくし、食べつくした頃合いに片付けが始まった。もう終わりか。と思ったが、もう呑めないし、食べられない。胃の小ささをうらみつつ、“止まり木”にトボトボと歩いて戻ってきたのだった。

コメント (2)
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