萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2008年度 初断食

2008年01月09日 | 健康、ダイエット

<公園の池に見慣れない鴨がいた。冬鳥か。腹が減ったので旨そうに見えた、わけではない。>

 昨日は、今年最初の一日断食日。昨年暮れの25日にやって以来、二週間ぶりだったので結構辛かった。しかも、バリ島で散々飲み食いした身である。“本脳”の野郎は「もう、断食はやめたのか」と受取って喜んでいたかもしれない。自覚症状はないが、内臓器官諸君はかなり、くたびれているはずだ。

理性で本能を抑えつけないと、人間の身体はボロボロになる。本能は人間の“気持いい”ことを最優先させる。理性で抑えなければ際限がない。食欲、性欲、物欲、金銭欲・・・。

“食欲”で言えば、人間という動物が活動するに十分なエネルギーを補給しても、尚、満腹状態であろうとするのだ。これは滅多に食にありつけない時代の名残りだ。栄養過多分を脂肪として貯蔵しておいて、食にありつけない時のエネルギーとするためだ。

しかしながら、朝昼晩はおろか、好きな時にいつでもエネルギーを補給できる現代の環境でこれをやってしまうと、たちまち栄養過多になる。その上、現代人は運動不足。あっという間にメタボだ。さらに、胃腸は疲弊し、肝臓は膨れ、血液ドロドロ、血圧、中性脂肪、血糖値、尿酸値などは跳ね上がる。

脳という臓器は自分勝手な奴で他の臓器(胃腸や肝臓、循環器など)や身体のことは考えないそうだ。脳の言うままに行動すると必ず他の臓器や身体に支障を来たすのだ。

酒が呑みたいといって呑み続ければ肝臓を悪くする。タバコが止めれない人は呼吸器、循環器を悪化させる。頭にきて人を殴れば、コブシを痛め、根性でウサギ跳びをやれば膝を痛める。ことほどかように、“脳”の命ずるままに行動してはいけない。それを抑制、自重する“心”を養わないと、人は自分で自分の首をしめることになる。

ということで、今年も一日断食年60日以上を実施することにした。2005年1月から始めたこの健康法は初年度は45日実施、06年度は50日、07年度が60日と年々日数を増やしてきた。本年は72日(月6回×12ヶ月)という線も考えたが、もう一年60日でやることにした。その代り、40日の断酒日を付加する。

これを実施すれば、60+40で年間100日は酒を抜くことになる。大体、週2日は酒を呑まないという勘定だ。呑まない晩は読書やブログの時間に充てる。肝臓を休めるとともに、“知的”な時間を増やすのだ。(いい作戦だね。)

自分の中だけの取り決めだと、いかようにも甘えられるが、こうしてブログで公開してしまえば、やらざるを得ない。

意志薄弱をブログで補う。これもブログの利点だ。
コメント
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