萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

一日断食日

2007年02月15日 | 健康、ダイエット
 二年前の2005年1月から始めた小生の健康法「一日断食」。ほぼ週一回、呑み会が確実に無い日を選んで実施しています。(普通は月曜日。)2005年度は年45日。昨年は50日実行。本年度目標は60日。本日はその日で、今年6回目の一日断食日です。

 昨夜の食事の後から本日と翌日の朝までの三十数時間を水分だけで過ごすという、ひもじい健康法です。水分といってもアルコールは駄目。お茶や珈琲はOK。野菜ジュースも可。

これにより、胃腸をはじめとした内臓器官に休息を与えます。また、体内に一日以上栄養物が補給されない状況を作ることにより、内臓器官をはじめ隅々の細胞が“飢餓”を感じ、スワ一大事とばかりにシャキッとします。血管内の脂肪や皮下脂肪などこういう時の用心に溜め込んでおいた過剰在庫の消化が活発になります。大体こんな理屈で身体がリフレッシュされるのです。

やり始めはひもじさから惨めな気分にもなりましたが、今は惨めな気分からは脱することができました。しかし、断食日の夜はなかなか眠れないネ。一日断食日以外はほぼ毎日呑んでいるアルコールも駄目なので、ひもじいのとあい重なってなかなか寝れないのです。だから、次の日はいつも寝不足気味。しかし、この健康法の最大のメリットは翌日の朝にあります。30数時間の断食後のお粥。これはうまい。この楽しみが無ければこの苦行は到底やり続けられません。

 小生は約40分かけて米から炊いてちゃんと作ります。一度だけ時間がないのでレトルトのお粥を食べましたが、なんの感動もせず、後悔しました。風味が足りないというか、さっぱり美味しくなかったのです。

手作りのお粥は塩と海苔と梅干でいただきます。塩と海苔は海の恵み。お粥と梅干は大地の恵み。滋味溢れる味と香りは待ち望んでいた細胞たちにじっくりと滲みこんでいく。しばし、至福の時を味わう。「空腹は最高のソース」の言葉通りであります。

この二年間で82キロあった体重が一時は68キロまで落ちました。今は若干リバウンドして73キロになっていますが、一応維持してます。もちろん、一日断食だけでの成果ではありませんが。この健康法は断食日の後の2日間ぐらいは気分爽快でいられます。気力も充実するし、なんと言っても食べ物のありがたさと美味しさを痛感できるのがすばらしい。

こんなことを書いていたら腹が減ってきました。まだ、寝たくないが、そろそろ寝床に入ります。明日もハヨ起きてお粥作らなあかんし。


【参考文献】
奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)
甲田 光雄
マキノ出版

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