萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

仙台散歩

2007年03月20日 | 散歩

<広瀬川と青葉山>

昨晩、社用で仙台に入る。近頃、自己流行(マイブーム)の「出張先早朝散歩」を実行。5時半に起き、6時過ぎに駅前のホテルを出る。青葉通りを仙台城址に向かって歩く。この通りは大きなケヤキ並木があり、道路も歩道も広く、清潔感がある。散歩人にとっては歩きやすく、まことに気分がいい。

30分も歩くと広瀬川に架かる「大橋」に着く。川の向こうに青葉山が見える。天守閣が残っていたら、さぞやいい眺めであったろう。川の水は透きとおっていてきれいだ。鴨が二羽浮かんでいる。

川や山の風景のある街はいいですナ。小生の生まれ育った大宮はおよそ起伏の無い所で、「日本の平均的な景色」から大きく外れている。だから、こんな景色に憧れる。



<見事な石垣>

仙台城址の標識を左に折れて少し登ると立派な石垣があらわれる。そこを回り込むと大手門跡。時間がないので、さらに進む。結構きつい登りである。15分も歩くと天守跡にたどり着く。ここからは仙台市街を一望できる。海も見える。海面が昇ったばかりの太陽で光る。こういう史跡を持つ仙台市民は幸せである。

朝陽を浴びた伊達政宗像がその隻眼で海の方を睨んでいる。何処を見ているのか。家康のいる江戸だろうか。



時刻は6時50分。名残惜しいが、戻ることにする。帰りはスタスタと歩く。通勤時間のためか、クルマが多くなる。人通りも増えてきた通りを急ぐ。ホテルには7時25分着。所要時間75分、8461歩、7.2キロの早朝散歩を終える。
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