雨の降る音についての考察

2024-03-01 20:24:51 | Weblog

今日の朝、僕は京都北部にいた。

最近は「海の京都」などと喧伝しているあたり。

京都府の、日本海側だ。京丹後とか、舞鶴とか、あのへん。

とてもいいところで、僕は大好きなのだが

北部は天気が変わりやすい。

腫れていたのに突然曇りだして、しまいには雨が降り出した。

トラックのフロントガラスに大粒の雨が、「びちゃっ、びちゃっ」と音を立てて降り注ぐ。

今日の雨は何だか下品な、そんな音だった。

これがもう少し寒い日だと、雨が霙(みぞれ)に変わるので、

音も変化する。「さくっさくっ」みたいな音。

雹(ひょう)だと「カツッ、カツッ」という硬質な音になる。

硬質な音だと、カタカナの方が合う。

僕は、しとしとと降る雨が好きだな。

本当に「しとしと」という音がする・・・・・気がする。

土砂降りだと本当に「ドシャドシャ」という音がするよね。

強い雨の音で別ヴァージョンは、「ザーザー」というのがある。

「ザーザー降り」という言葉は、関西弁なのだろうか?

・・・・・・・そうなのかもしれない。

 

弱い雨なら、

「さらさら」と降った雨のことを覚えている。

あれは1998年に、ばるぼら でSXSWに出るために訪れた

アメリカの、テキサス州オースティン。

テキサスで雨が降るなんてすごく珍しいらしいんだけど、

本当に微妙な、降ってるか降ってないかの瀬戸際の細かい雨。

さらさら、さらさら・・・と短時間だけ、降った。

霧雨?ともまた違う、独特な降り方だった。

 

 

さて、

もう今日から三月だから、もうこの後は降らないかもだけど・・・雪の話

(いや、イルカの「なごり雪」は3月か4月の雪だぜ)。

あの、

雨が雪になったら何と、音が消えるよね。

雪は無音で降る。

そして白いから、何だか無条件にHOLY(神聖)な感じがしてしまう。

雪がもし、黒かったり赤かったりしたら また全然違う感じがすると思う。

何故雪は白いのか?

わからない。

あ、今は雨の話だった。

しかも色じゃなくて音の話だ。

 

昔・・・1980年代前半頃に

京都で作られた(のだと思う)、

「都に雨の降るごとく」というコンピレーション・アルバムがあった。

その中に、

ローザ・ルクセンブルグの「おしり」という大名曲が入っていたのだ。

歌詞の内容は男同士の恋愛(悲恋)のようだった。

とてもとても素敵だった。

 

 

1980年代に古都に降る雨は、どんな音だったのか?

今日の京都北部の雨は「びちゃっ、びちゃっ」っていう下品な音だったよ。

まるでローザの「おしり」のようなw。

 

 

 

 

 

あ、そうだ話は少し違うんだけど今日、ラジオで誰かが言ってたんだけど、

紫式部は満月の夜に、石山寺で「源氏物語」の着想を得た・・・・・

・・・・・・・・・・・・・んだって。

 

 

ひえええ。

石山寺って、わりに近くじゃん。

滋賀の、大津市にある。いつもトラックでそのへんを通っているのだ。

今ちょっとだけ石山寺のHPを見たら「紫式部ゆかりの花の寺」と書いてあった。

そんなこと全然知らなかった。

出来るものなら・・・・・・・・・・紫式部に会ってみたいなぁ。

源氏物語の舞台だった宇治なんてここから、自転車だって行ける距離だぜ。

 

 

 

普段意識しないけど京都(とその近辺)ってやっぱ、

すごい歴史が積み重なったところなのね。

・・・・・・・・・・・・・・「歴史の佃煮」みたいな。

 

 

 

あ、石山寺は京都から外れるかもだけどさ。

 

 

 

 

草々。

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何も言わないんなら出てくんな | トップ | バイクの話。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事