いかんいかんいかん。
慣れない無観客配信ライヴのことで頭がいっぱいだったのと
突然始まったロシア軍の侵攻のおかげで
大事な友達二人の命日をすっかり忘れていた。
ムラカミヒロアキが逝ったのは確か2005年の2月26日だったし、
モ吉は2020年の2月末日に逝った。
しかし二人とも「もういないのだ」という実感が、ないなぁ。
何でだろう?
去り方が・・・それぞれ全然違うんだけど
二人とも、あまりにも急だったからか?
「さよなら」を言うひまもなかったからか?
でもそんな実感なんてこの先ずっとずっと訪れなければ
僕は彼らの「不在」について嘆かなくて済む。悲しまなくて済む。「空虚」を抱え込まなくても済む。
あんまり真面目に考え過ぎると彼らに「置いて行かれた」みたいな感じが
じわじわと襲ってくるし、
そういうのって控えめに言って最悪だから。
忘れてた、ぐらいが精神衛生上はいいんだぜ。
言い訳してるみたいだけどまるで。