平成30年7月豪雨は200人を超す死者が出る惨事となり、避難した人たちもいつまで避難生活が続くのかというところである。
そんな中、多くのJR線が運休しているが、もっとも影響が大きいのが山陽本線である。笠岡~海田市、岩国~徳山間が運休である。旅客への影響はもちろん大きいが、それよりも大変なのは貨物輸送である。1日3万トンの輸送量があり、コンテナ列車が各地を結んでいるが、それが線路の上を走れなくなっている。JR貨物は豪雨後の受託を止めていたが、12日からトラック、貨物船での代行輸送を行うとした。ただそれでも1日3千トンが限界のようで、そうなると何を優先して運ぶかも問題になってくる。鉄道は普通に走って当たり前という感覚は通運業者にも顧客にもあるため、この辺りの調整は難しい。私もかつてこの業務に従事していた時、台風、豪雪、信越の地震などで調整に悩んだ経験がある。まあ、台風や豪雪は数日で解消されるし、地震の時は太平洋側の迂回などで何とかなったが、今回の事象は東日本大震災以来、あるいはそれ以上のダメージになりそうだ。
中国地方ということで「山陰本線回りでは走れないのか」との声もある。ただ、設備が貧弱なこともあり、かなり前にJR貨物も事業認可を返上している。なかなか思うようにいかないものだ。
こうなると日本各地の生産活動、経済活動にも影響するところで、何とか最小限で止まってほしいものである・・・。
そんな中、多くのJR線が運休しているが、もっとも影響が大きいのが山陽本線である。笠岡~海田市、岩国~徳山間が運休である。旅客への影響はもちろん大きいが、それよりも大変なのは貨物輸送である。1日3万トンの輸送量があり、コンテナ列車が各地を結んでいるが、それが線路の上を走れなくなっている。JR貨物は豪雨後の受託を止めていたが、12日からトラック、貨物船での代行輸送を行うとした。ただそれでも1日3千トンが限界のようで、そうなると何を優先して運ぶかも問題になってくる。鉄道は普通に走って当たり前という感覚は通運業者にも顧客にもあるため、この辺りの調整は難しい。私もかつてこの業務に従事していた時、台風、豪雪、信越の地震などで調整に悩んだ経験がある。まあ、台風や豪雪は数日で解消されるし、地震の時は太平洋側の迂回などで何とかなったが、今回の事象は東日本大震災以来、あるいはそれ以上のダメージになりそうだ。
中国地方ということで「山陰本線回りでは走れないのか」との声もある。ただ、設備が貧弱なこともあり、かなり前にJR貨物も事業認可を返上している。なかなか思うようにいかないものだ。
こうなると日本各地の生産活動、経済活動にも影響するところで、何とか最小限で止まってほしいものである・・・。