まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

瀬戸内クルーズ

2009年04月15日 | ブログ

そろそろGWの予定をどうしようかという時期。ニュースでは「最大16連休」を敷く企業も出ているということを言っていた。16連休! 普通の日本の企業ならこれまであり得ないことと思っていたが、「会社に出てきても仕事がない」「飛び石の休みのほうが、機械をつけたり止めたりしないといけないので却ってコストがかかる」などという、どちらかといえば最近の不況の影響が出てきてのことである。

一方では「人員が削減されて負担が増え、GWもロクに休めない」という声もあり、どうもこのあたりのバランスがうまくいかないものなのかなと思う。

さて私はといえば、GWのこととてどこか遠くには出かけようとは思うが、一方ではプロ野球観戦もしたいし、仕事に費やす日が1日くらい発生するかもしれないしで、どこかに出かけるにしても2~3泊の予定。行き先としては、できれば久しぶりに九州の地でも踏んでみたい名と思い、あれこれ考えている。

関西に戻ったのだから、地の利を生かして九州への行き帰りのどちらかでフェリーに乗るというのも面白そうだ。ただそう思いネットで調べると、GW前半の九州行き、後半の関西行きはいずれも満席である。早い時期から決めうちしている人もいるだろうし、やはり多客時の需要というのはあるのだろう。同じ夜行でも、列車やバスと違ってゆったりできるしね(桟敷のカーペットはゆったりできないという声があるかもしれないが、それ以外の食堂や大浴場、その他パブリックスペースの広さは、他の交通機関にはないものである)。

さすがにないなあ・・・と、九州行きではないのだが、大阪から四国へ渡るフェリーのHPなど見ていたら、こんなのがあった。

四国オレンジフェリーがやっているところの「瀬戸内ワンナイトクルーズ」。

プランによれば、大阪を昼に出る便で昼間~夕日の瀬戸内海を眺め、夜に愛媛は東予港着。同じ船が折り返しの夜行便となっており、そのまま翌朝大阪に戻ってくるという。

まあ、ワンナイトクルーズといっても特別貸切船が出るわけではなく、定期便で往復してくるというものであり途中下船もできないが、専用プランを申し込めば2等桟敷と3食がついて12500円。追加料金で特別室を利用することもできる。

これまで「列車に乗りに行く旅」というのはずっとやってきているが、「船に乗りに行く旅」というのはほとんどない。四国に行くというわけではないが、こういう旅の仕方もありかな。

さすがにGW期間中はこのサービスはやっていないが、普段の週末のお出かけなどにいいかもしれない。夏に向けての楽しみの一つとしてとっておくことにしよう・・・・。

(以下、オレンジフェリーHP掲載の紹介文)

「ぐるり見渡す限り海と島々。瀬戸内の景観を再認識するクルージング。その瀬戸内の風景を、大浴場のお湯につかりながら眺めれば、雄大な景色に心まで洗われる。そして、静かに時が流れる船の上で、瀬戸内に沈む夕日を見ながら、おいしいクルージングディナーをゆっくりと味わいながらいただく。

時にはそんな贅沢な船旅でいつもの生活を忘れて、ゆっくりのんびりと、心と体を休めてあげましょう。」

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