第１２回四国八十八所めぐり～台風中止のリベンジだが・・

第１２回の四国八十八所めぐり。ターゲットは久万高原町の第４４番大寶寺、第４５番岩屋寺、そして松山市内のいくつかの札所である。当初は９月の敬老の日からの連休に行く予定としていたが、台風のために中止した。その時の記事はこちら。

そこで、リベンジということで選んだのが１０月１４日～１５日。この日はプロ野球独立リーグの日本一を決めるグランドチャンピオンシップが行われており、１４日からは四国シリーズが組まれていた。先月の中止の時は四国では後期の優勝争いが混沌としていて、愛媛が首位に立っていた。もしそのまま優勝して、前期優勝の徳島とのチャンピオンシップを勝ち抜けば、この日は松山坊ちゃんスタジアムで試合をすることになる。それを見越しての、「四国八十八所めぐりプラス独立リーグ観戦」を楽しみにしていた。

ところが後期優勝は逆転で香川が制覇。チャンピオンシップは徳島が制覇し、信濃とのグランドチャンピオンシップは徳島で行われることになった。ナイター開催でもあるし、さすがにこれと八十八所めぐりを組み合わせることはできない。残念ではあったが、札所めぐりはそのまま行くことにする。

久万高原町の２ヶ所については、ＪＲバスの久万高原線で町の中心まで行き、そこからは昔の遍路道も残っているということで歩きで往復しようと思う。そのためには松山を朝出発して、夕方の便で戻ることになるからどうしても１日がほしい。そうなると前後に１日ほしいということで、１４日は松山入りして、前回通ることができなかった内子あたりを見物して、１５日は久万高原、そして１６日に松山市内を３つほど回ることにした。１６日は有給休暇をいただくことができた。

ところが直前になってまた文字通り雲行きが怪しくなる。週末から週明けにかけて秋雨前線が西日本に居座るという予報が出る。ちょうど同じ１４日からは甲子園球場でセ・リーグのクライマックスシリーズが組まれていて、テレビでも「雨天中止になったらどうなるのか」ということが言われていた。ファーストシテージは予備日も１日しかなく、もし前線が居座って全試合中止ということになれば「０勝０敗」で２位の阪神が広島とのファイナルステージに進出という「珍事」になる、ということも紹介されていたくらいだ。それはともかくとして、四国も傘マークがずっと出ているが、さすがにこれ以上延ばすわけにもいかない。台風ほどではないということでどうにかなるかと、レインコートだけ新たに購入して決行とする。

そして迎えた１４日の朝。自宅を早朝に出た時は雨は降っていなかった。改めて予報を見ると１５日のほうが完全な傘マークで、降水確率も高い。さて、この先どう動こうか・・・。