まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

関西私鉄「サイコロしりとり」の旅・0-2(ルール説明)

2013年07月20日 | 鉄道企画もの

さて、この夏にやってみようと動き出した、関西私鉄を舞台にした「サイコロしりとり」の旅。関西の私鉄各線を舞台に、いろんな駅を「サイコロ」と「しりとり」で回ってみようという無謀な計画である。

それを行うにあたってのルールについて、この元ネタともなった「tko.mの鉄旅手帖」で決めていたルールや、あるいはオリジナルで導入したものを交えて以下に書き出してみる。

【訪れる駅の範囲】

1.「スルッとKANSAI3dayチケット」(以下「3day」)の対象路線であること。関西の大手私鉄が中心だが、全線が対象というわけではない。例えば近鉄でも大阪線は三重県に入った青山町までだし、大阪や奈良でも道明寺線や田原本線は除かれる。逆に、通常の「スルKAN」カードは駅や車内に読み取り機がないために利用できないが、乗り放題の「3day」であれば呈示することで利用できる路線は対象に含む。京阪の京津線や石山坂本線などがこれに当たる。

2.「3day」を購入すればエリアマップがもらえるが、その中からバス、地下鉄、路面電車、ケーブルカー、ロープウェー、モノレール、新交通システムを除外する。いわゆる「普通の電車」が走るイメージ。路面電車といえば、上にも書いた京阪の京津線や石山坂本線も一部区間が車道と同じところを走っているが、そこは「滋賀県代表」ということで対象に含めた。これで「サイコロしりとり」で登場するのは、阪急、阪神、京阪、近鉄、南海の大手。そして叡山電車、能勢電鉄、泉北高速、神戸高速、山陽、神鉄というところの駅。それでも600を超える。

【サイコロしりとりのルール】

1.元ネタを含め、こういう「しりとり」の旅なら、五十音順で最初に来る駅をスタート地点として、最後に来る駅をゴールとするのが多いようだ。そうすると最初は阪急の相川がスタート、ゴールは京阪の渡辺橋となる。ただ、「あいかわ」⇒「わたなべばし」と、いきなり最初のサイコロでゴールに到達するという可能性もあり、それはどうかなと思う。そこで、私の自宅からまず通ることになる交通の要衝であり、最近は「ハルカス」でも話題になっている大阪阿部野橋をスタートとする。まあ「あべの」なら、「あ」から始まるからいいかな・・・。

2.次の駅に行く「しりとり」は、前の駅の最後の文字から始まる駅名が対象だが、五十音順に並べて前のほうからサイコロの目を割り当てる。濁音、半濁音があっても同じ文字とする。

例えば前の駅が「梅田」だとすれば、次に来るのは「た」または「だ」から始まる駅で、これを五十音順の若いほうから並べると、

1・・・大開(だいかい) 神戸高速

2・・・大福(だいふく) 近鉄

3・・・当麻寺(たいまでら) 近鉄

4・・・大物(だいもつ) 阪神

5・・・田尾寺(たおじ) 神鉄

6・・・高石(たかいし) 南海

という具合で、サイコロの目が「6」なら梅田から高石まで移動し、高石で「し」で始まる駅名を五十音順に並べ、サイコロの目で出た次の駅に向かうというものである。

駅の名称は各社のホームページの表記に従ったが、「大阪難波」や「河内長野」のように、都道府県や旧国名がついているものはそれぞれ「お」「か」から始まるグループに入れる。ただ、「山陽明石」や「高速神戸」、「近鉄日本橋」のように、社名がついている駅はそれぞれ社名を外し、「あ」「こ」「に」から始まるグループに入れる。これで行くと、京阪の「丹波橋」と近鉄の「近鉄丹波橋」はそれぞれ「た」から始まるグループとなる。

例外というかまぎらわしかったのが「阪神国道」という駅。ただこれは阪急今津線の駅であるし、駅名の「阪神」も阪神電車やタイガースと何か関係するものではなく、あくまで「大阪~神戸間」kの地域名称であると判断し、「は」から始まるグループに入れる。

3.「しりとり」だから、文字によっては何回も登場するものがある。その場合、以前に出た駅は選択肢から除き、順番に詰めていく。一方で、「ぬ」「ね」や「ら行」のように、元々その文字から始まる駅の数が少ない場合は、その数に応じてサイコロの目を割り当てる。

ただし、その文字で始まる駅が元々ない場合や、「しりとり」を重ねる中で全て登場したために「ネタ切れ」「手詰まり」になった場合は、その次の文字から始まる駅を選択する。また、本来のしりとりならゲームオーバーとなる「ん」で終わった場合も、次回は「あ」から始まる駅名を選ぶ。

4.ゴールは「渡辺橋」であるが、その前に地元「藤井寺」を引き当ててしまった場合は、「Go Home!!」ということでゲームオーバー。

5.移動の経路選択や途中下車については、「3day」で認められている交通機関とする。あるいはバスや徒歩で結んでもよい。別料金がかかるが、近鉄や南海の有料特急に乗ることもできる。これは裏を返せば「JRに乗ってはいけない」ということになる。

6.サイコロを振った時点で、「移動途中に日が暮れそう」とか、「この後で予定があってどうしてもそちらに行かなければならない」として旅程を中断することができる。この場合、次回開始時は必ずしも前の駅から次の駅までの最短ルートをたどることはせず、自宅または出先から直接次の駅に向かう。

・・・と、ここまで思いついたものを中心に書き出したが、正直他の人からすれば混乱をきたすだけだっただろう。まあ、そこはルールがややこしかったり、文章力が拙いことでお許しいただければ。細かなルール説明は、実際に「次に行く駅はどこ?」とサイコロを振るときのこことして都度書き込んだほうがわかりやすそうだ。

果たして、何駅を回ってゴールすることになるのだろうか・・・・。

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