NPBプロ野球のレギュラーシーズンも全日程がいよいよ終了。東日本大震災の影響を受けたシーズン開幕の延期、試合開催地の代替、「節電」ナイターなど、いろいろな出来事もあったシーズン。そして後半から終盤にかけては、落合監督の解任発表を受けての中日の猛追撃、そして逆転優勝、オリックス・バファローズと西武の最終戦までもつれ込んだCS出場争いなど、順位争いにも注目が集まったシーズンでもある。
そしてその中で現在でも「どうなるのか?」という話題になっているのが、横浜ベイスターズの球団売却問題。親会社のTBSは「モバゲー」のDeNA社との売却に合意に達したとしているが、果たして参入が認められるかは不透明。一方で横浜の地元企業である京浜急行、相模鉄道、ミツウロコといったところ(これにノジマとか崎陽軒とかテレビ神奈川あたりが加わったら面白いかな)の共同出資による経営でもいいのではという声も上がっている。
果たしてどちらが横浜市民球団として支持されるのか、市民の皆さんの声というのがもっと生きないのかなと思う。ちなみに私は、「モバゲーベイスターズ」よりは「京急相鉄ベイスターズ」でいいのではないかと思うが、「日産自動車」の名前がないのが残念である。まあ、自前の野球部もキューブならぬ休部になるくらいだからそれどころではないのだろうが・・・。
日産野球部で思い出したわけではないが、現在大正ドームで都市対抗野球が連日熱戦を繰り広げている。私の勤務先企業も出場している大会、実際の試合時にはスタッフということでじっくりと観戦というわけにはいかないが、選手の皆さんの奮闘を期待しています・・・。
で、ようやくタイトルの話。実は今年のBCリーグのチャンピオンシップ、そしてBCリーグと四国アイランドリーグの優勝チーム同士の日本一決定戦「日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」は、「モバゲー杯」なのである。いや、何もベイスターズの買収話の伏線ということでもないだろうが(もしそうだったら結構マニアック)、おそらく宣伝になると踏めば、あるいはどこかに自社商品のロゴなどが掲載されればそれも宣伝費の一つなのだろう。
それはそうと、モバゲーってそんなに儲かるのだろうか。いかにプロ野球チームの親会社の業種が時代を映す鏡とは言えね・・・・。
そのモバゲー杯、先の土・日にBCリーグステージとして石川で行われたのが、石川ミリオンスターズ対徳島インディゴソックス。石川が初戦を南の好投で6対2、そして2戦目を山下が好投して6対1と連勝。5戦3勝の中ですでに2勝し、独立リーグ日本一に王手がかかった。これまでのグランドチャンピオンシップ、過去4回はいずれも四国のチームが優勝しているのだが、ここに来ていよいよBCリーグとしての悲願達成かと注目されるところである。
第3戦以降はこの週末に場所を徳島に移しての対戦。もしチャンスがあれば、土曜日の試合の観戦に徳島まで訪れようかどうしようか、今年はなかなか独立リーグの試合を観戦する機会がなかっただけにどうしようか考え中である・・・・。