まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

富山へ

2010年01月19日 | 旅行記C・関東甲信越

「青春18」も残り1枚となった1月16日の夜、阪急の梅田駅に現れる。先週に続いてもう一度「夜行バス+青春18折り返し」の旅をしようというものである。向かったのは、北陸は富山。

鉄道や町歩きが好きな私にとっては、富山というところはなかなかバラエティに富んでおり面白い。今回は、昨年12月に開通した路面電車「セントラム」に乗ることも一つの目的である。

Dscn6825阪急梅田から各方面に向かう夜行バスは土曜日発ということでほとんど「空席あり」の表示だったが、富山行きに限って「満席」の表示。何かわけがあるのだろうか。まずは半数くらいの席が埋まって梅田を出発。新大阪や名神高速のバス停を経由して京都駅へ。ここで残りの座席が埋まった。草津サービスエリアで休憩を取り、ここでお休みタイムとなる。

翌朝、小矢部川のサービスエリアで乗務員休憩停車をしているところで目覚める。列車もそうだが、停車すると目覚めるというのは不思議なものだ。こうなると後はおぼろな状態で富山駅まで運ばれる。定刻では5時30分だが、15分くらい早着した。おっと、これはラッキーだと思いつつ、駅構内に向かう。

P3016365というのが、これは17日の行程をどのようにしようかとバスの中でざっと時刻表を見ていた時のこと。これによれば、5時34分「北陸」到着、5時39分「能登」到着とある。この3月のダイヤ改正により廃止が決まった両夜行列車の到着である。乗ることはできないにしても、その姿だけでもカメラに収めるとしよう。定刻だとちょっとバタバタするかなという気持ちがあったので、この早着はありがたかった(写真は過去に遭遇した「能登」)。

Dscn6828・・・・が、改札口までやって来るとこの表示である。上越地方の大雪による「運休」。いやまあ、自然というのはそういうものだろう。今や夜行列車の運休情報はこちらが意識しない限り接することがないが、おそらく年に数回はあるだろう「運休」も、この夜行列車の廃止の一因となったと言えるのではないだろうか。

Dscn6829これからこれらの列車に乗ること、見ることができるかどうか。そんな気持ちを持ちながら、とにかく改札をくぐる。まず向かうのは高岡方面・・・。(続く)

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