まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ナイアガラ@祐天寺

2008年12月01日 | まち歩き

Pb294464「ナイアガラ」というのは、東急東横線の祐天寺駅のそばにある店ということで・・・。ある人から「こういう店があるよ」と教えてもらったこともあり、出かけてみた。

場所は祐天寺駅の東口のロータリーを見て左のほうにいけばすぐにわかった。喫茶店というかカレーショップというのだが、そのつくりというのが・・・。

Pb294454一目見てすぐにわかるというか、周りから浮いているようでこのあたりならまだ風景としてみることができるかなという感じの外見。

Pb294456中に入ればSLのプレートやら列車の行先票、ヘッドマークなど、これでもかいなという壁面。また座席も昔の車両のボックスシートを流用し、ホンマ、これでもかいなという内装。

また全国の駅長の筆によるサイン色紙やら、藤原紀香と陣内智則がドラマで共演したときにロケで使用したという席(そういえば、この二人っていまどのような生活を送っているのだろうか・・・関西ではまだこの二人のネタで引っ張っているのだろうか)があったりする。別に私は一人だし、時間が時間でガラガラだったから別の席に収まった。それにしてもこういうところでやれ「鉄道アイドル」などといういうサインを見ると、吐き気をもよおす。

Pb294459この店の存在は「その筋」の人なら誰でも知っていて一度は訪れたことがあるそうなので(私をそうと見込んでこの店を教えてくれたのだろうが)、どうも知らないのは私だけだったようだ。あまりこの手の店に興味を示さなかったこともあるが、正直、ここまで鉄道モノで埋められると逆に居心地が悪くなるかな。どういう観点でグッズを集めているのかというコンセプトもわからない。とにかく並べればいいというものではないだろう。

Pb294461そうこうするうちに、壁際に敷かれたレールの上を、SL列車に牽引されたカレーの皿がやってくる。面白いやり方ではあるが、店の人がわざわざ表に出てきて皿を列車に載せている光景を見てしまうと、「何もそこまでしてくれなくても」という気になってします。

Pb294463いまは見なくなった紡錘型というのかな、そういう盛り付け。味のほうも昔ながらというか、サラっとした感じのルー。ただ最近濃い味のカレーに出会うことの多い私から見れば(かつて、家庭で自分でこしらえていた時はとにかくドロドロしていた)、ちょいと薄いかなという味がした。

でもまあ、シチュエーションを楽しむならば訪れるのも悪くないだろう。ただ、昼下がりに男一人が入るとちょっとヤバいかな・・・。家族連れとか、誰かこの手の話ができる人と行くのがよいだろう。

Pc014467帰りに「どうぞ」といただいたのが、オリジナルの「硬券」。別に特典があるわけではないが、この店を訪れたという証かな・・・・。まあ、こういう個性的な店があるということで。

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