まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

「廃止」の話題が続きますな

2008年12月20日 | プロ野球(独立リーグほか)

「廃止」といえば、来年3月のダイヤ改正にて、ブルートレイン「富士・はやぶさ」の廃止、「ムーンライトながら」、「ムーンライトえちご」の臨時列車への格下げ(これも廃止への布石か)という発表があり、鉄道や旅行系のブログでもいろいろと取り上げられているようだ。

特に「富士・はやぶさ」の廃止は、東京駅からブルートレインが姿を消すということで扱いが大きい。まあ、「あさかぜ」の廃止からこうなることは既定のことだったようで、その時期が来年の3月に決まったということだろう。「ブルートレイン」という言葉も死語になりつつある。まあ、旅客鉄道の「限界」ですね。

さて、今回は鉄道のことではなく、相次ぐスポーツの社会人チームの廃部のこと。アイスホッケーの西武プリンスラビッツと、アメフトのオンワードオークス。それぞれの競技において日本一の経験を持つ、日本を代表するチームである。

Pa193840米国発の金融危機が日本に及ぼす影響はものすごいことで、改めて日本のスポーツの底辺の薄さと、企業がチームを持つことの限界を感じた。これが野球やサッカーならまだ「地域密着」をキーワードとしてチーム活動ができるだけの人気があるスポーツであるが、アイスホッケーやアメフトとなると完全に「季節もの」だし、米国では「4大プロスポーツ」であるが日本ではプロチームが生まれるまでの人気がない。

残念な気もするが、これも、企業の「限界」かな。

話変わって、来年から野球の「関西独立リーグ」が始まる。NPBへの選手送り込みを第一義とする四国・九州、地域密着を第一とする上信越・北陸に次ぐ独立リーグであるが、正直、関西という地盤で何を目指すのかが見えない。神戸のチームに女子高生が入団したことくらいが話題で、あとはどうなっているのか。現時点では「興行としては失敗に終わるだろう」というのが私の予想。

でもまあ、地元関西でどのような扱いになっているのか、また実際の興行は観ていないのだが、おそらく来年、このリーグの動きをこの目で追いかけることになるだろう・・・・。

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