まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

日本シリーズは日本ハム対中日

2007年10月20日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

セ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージは、中日が巨人に3連勝して日本シリーズ出場が決定。これで、昨年に引き続きこの両チームが日本シリーズで対戦することになった。

昨年までのパのプレーオフでは、シーズン成績が2位でも3位でも、プレーオフを制すれば優勝という条件で、このために04年、05年とダイエー~ソフトバンクがシーズン成績1位だったにも関わらず、それぞれ2位の西武、ロッテにプレーオフで破れ、優勝できなかったということがあった。で、これではシーズン成績1位の価値が下がるというので、今年からシーズン成績1位があくまでリーグ優勝、そして、日本シリーズ出場をかけたポストシーズンシリーズということで、今年のような方式が取られたのだが・・・。

この方式だから、当然2位のチームがCSを制することだって十分ある。やはりこのことに違和感を覚えるファンもいるだろうし、日本シリーズ出場とリーグ優勝チームが別というのも初めてのこと。それだけに、落合監督が胴上げもビールかけもやらなかったのは「大人の配慮」だなと思った。「胴上げくらいしてもいいんじゃないの?」と私は思うのだが、「優勝チームに失礼」といわれれば、そうかなと納得する。選手のほうも「まだ通過地点。胴上げは日本シリーズを制してから」となれば、それも新たな目標ということでヤル気が続くことだろう。それに引き換え、その落合監督のインタビューを途中で中断し、CSの余韻も何もあったものではない日本テレビの対応は、本当子どもやね。

いや、パ・リーグファンの目から見て、セの感覚って、そんなものかもしれないな。日本ハムとロッテの最終戦後、敗れたロッテのバレンタイン監督はじめ選手たちが、札幌ドームに駆けつけたファンのところまで行って一礼し、その後で両チームの選手が抱き合って健闘をたたえあったというシーンがあったのだが・・・。

さて、日本シリーズは、ヒルマン監督の花道を飾らせようという日本ハムか、落合監督を胴上げしようという中日か。普段であればパの球団を応援するところだが、落合監督の胴上げ、そして中村ノリにビールかけをさせたい(近鉄優勝の時は米国同時多発テロの影響で自粛したから)ということで、中日を応援しようかな。

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