まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

豪栄道にあっぱれ!

2007年09月22日 | ブログ

本日は久しぶりに自宅のテレビで相撲観戦。やはり注目は何といっても横綱白鵬に、新入幕の豪栄道の結びの一番である。新入幕力士が横綱と対戦するのもめったにないことだし、この一番の結果が優勝争いを大きく左右するというのも異例のこと。懸賞も何十本と回っていたようだ。普通であれば、14日目ともなれば成績はどうであれ、横綱対大関戦が組まれるのだが、こういう「大抜擢」は観客としても面白い。(もっとも、豪栄道は千秋楽では中入り後最初の一番に登場するのだが・・・・)

立ち合い、豪栄道も低く当たって前まわしを取ろうとしたが、白鵬が辛うじてそれを許さず、そのまま腕をとってのとったり。結果としては横綱が実力の違いを見せつけたことになるが、館内は豪栄道の健闘に大きな拍手を送っていたようだ。何かとゴタゴタ続きの大相撲にあって、新しい力士の活躍をファンが望んでいたことの現われだろう。

ただね・・・14日目を迎えて、2敗が白鵬、3敗が安馬、旭天鵬、豪栄道でしょ・・・?

これってよく見たらモンゴル勢ばかり、そしてまた大関がこれに絡んでいない。魁皇はあっさりと休んでいるし、新大関の琴光喜も早々に優勝争いから脱落してしまったし、千代大海もいつものように中盤で失速するし、琴欧洲にいたっては、白鵬と対戦すらさせてもらえないのだ。ホンマ、朝青龍がいなくなったら大関も優勝争いに加わるかと思いきや、なんら変わりないやないか。この調子なら、2場所の出場停止の後の場所でも、朝青龍が優勝を続けていくぞ。

だから、豪栄道の登場に相撲ファンは余計に沸くことになる。また今場所は目立たないが、豊真将も前頭筆頭で勝ち越し、来場所新三役の可能性もある。こういうひたむきな、真っ向勝負のスタイルの日本人力士もいるのだ。彼らが早く上位をうかがうようになれば面白いのだが・・・・。

さて明日は千秋楽。国技館に行ってみようかな・・・(当日売りの自由席が手に入ればの話)。

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