まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

序ノ口力士の突然死と新弟子検査応募者ゼロ

2007年07月01日 | ブログ

新横綱・白鵬の誕生と、琴光喜が地元で大関獲りを目指すという名古屋場所。ところがこういうネットのニュースでは、これらへの期待よりは、未だ解決していない八百長疑惑に、また新たに発生した不穏な話題のほうがおおい。

その一つが、時津風部屋で起きた、序ノ口力士がぶつかり稽古の直後に倒れてそのまま死亡したという事故。通常の稽古中に起きたことされてはいるが、上の者によるシゴキや「制裁」がなかったとも限らない。いや、これまで死に至らなかっただけで、こういう社会なれば大なり小なりあるはずだ。あるいは、プロの相撲部屋なら昔からの当たり前のことなのかもしれないが、学校の中なら教師の体罰にあたるようなことなのかな?

今後詳しい事情聴取がされるそうだが、もし事件性が認められれば、週刊誌がネタにする八百長疑惑がぶっ飛ぶくらいの大きな問題になる。相撲部屋の身分制とかしきたりにも影響が出るのでは。

そういう社会が敬遠されているのか、この名古屋場所の新弟子検査志望者が史上初「ゼロ」だったというニュースもあった。3月場所のように学校の卒業シーズンにあわせて・・・というわけではないので元々新弟子の少ない場所ではあるのだが、しかし「ゼロ」とはね・・・。相撲人気もここまで落ちてしまったものか。でも、かといって私が入門するわけにもいかないしな。(身長・体重は確かに軽くクリアしてますけどね)

別に相撲という競技が悪いのではないんだが・・・・。

現場サイドでできることは、やはり観客が沸きあがる熱戦を展開することだろう。歴代の理事長が口にする「土俵の充実」。この言葉を、親方や力士がどのように理解し、実践するかだろうね。

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