あまりデジタルモノに詳しくない人は、アップルウォッチを買うと面倒くさいことになります。
最近同じチームになった人と話をしていた時、 Apple Watch をつけていたので、「 Apple Watch なんですね、どうですか?」と聞いたところ、「実はあまりデジタルものが得意ではないのです。なので Apple Watch どうですかと言われても何とも言えないのです」と言います。
そうなんです。
Apple Watch をしているだけで、デジタルグッズが得意というような印象を持って、デジタルグッズ好きから声をかけられるというのです。
声をかけるほうはかなり興味がありいろんなことを知っているのですが、聞かれて自分はあまり良く分からず、その知識差が大きいことに気づき、困ってると言います。
「期待に応えられない辛さがあるのです」とのことです。
まだ Apple Watch は有名ではありますが多くの人がつけているというわけではありません。
そのため興味がある人は持ってる人に「どうですか?」というような問いかけをしてしまうようです。
僕もそのうちの一人でした。
逆に言うと、 Apple Watch をしているだけで、デジタル的な所に強いという印象を人に与えることができるのだと思います。
もし人に声をかけられたとしても、「仕事中はほとんど時計として使っているだけであんまりよくわからないですよね」何て言っとけば良いのかもしれません。
せっかく購入したのですから、購入をきっかけに Apple Watchの使い方を研究してもいいと思います。
僕が Apple Watch で気になっているところは、心電図を測定と、搭載されるかもしれない血糖値の測定機能です。
心電図をきちんと測定してるような人は、あまり身近にいないような気がします。
そうなると人に Apple Watchの事を聞くのはあまり意味がないのかもしれませんね。
そんなことで、今回思ったのは、このようなものをしているだけで、 印象操作できるんだなというところです。
特にオヤジ世代にとって、良い意味での印象を与えるというのは重要かもしれません。
小綺麗にするのと同じように、 Apple Watch のような小道具を身につけることで、「人は見た目が9割」のようなことを操作するというが、今後生きてくる可能性があります。
同じ仕事を任せるにしても、なんとなく意識が高いような人に任せたいな気もします。
もちろんそれだけではないと思いますが、少しでも印象効果があるのであれば安い買い物です。
「そんな小細工をしないで中身だよ中身」という方もいらっしゃるかもしれませんが、その中身をアピールするのは結構難しいのではないかと思います。
言い換えると中身を知ってもらうための小道具として使うということです。
そんなことで、血糖値の測定機能が付いた Apple Watch が発売されたら、 かなりの確率で買ってしまいそうです。
もちろんお値段次第ですけどね。
冒頭でデジタルものに興味のない人は Apple Watch を買うと面倒なことになると書きましたが、 逆に言うとデジタルものが好きならばデジタルものが好きな人と話をするために話題作りに買う必要があるのかもしれないとも思いました。(笑)