モノを買ったときに「どこの国でつくられたのかな?」と、確認してしまうことが多いです。
それが「Made in Japan」だったときは、うれしいです。
なぜなら、「Made in Japan」が少なくなったからです。
ほとんどが、「Made in China」です。
「Made in China」だからって悪いわけではありません。
良い品が安く手に入るようになったので、ありがたいと思っています。
自分の国だし、高品質といえば「Made in Japan」という意識があるので、「Made in Japan」には思い入れがあります。
そんなことで、購入した品が「Made in Japan」だとうれしいのです。
最近買ったものの中で「Made in Japan」だったものは、Canonのビデオカメラ、ソニーの望遠レンズ(ちょっと高いです)くらいでしょうか。
デジタルカメラはほとんどが「Made in Japan」だったのですが、あるときから「Made in Japan」ではなくなってしまいました。
ハイエンドのデジカメはまだ「Made in Japan」かもしれません。
ふと、近くにあるGELタイプのボールペンを見たところ、「Made in Japan」でした。
そういえば、いまボールペン業界は、「技術競争」になっているようです。
「どれだけ滑らかに書けるか」。
これを競っているのです。
そのために、日本で生産しているのかもしれません。
僕は文房具が好きで、ペンはたくさん持っています。
ボールペンは日本製がいちばんいいと思います。
費用対効果は抜群です。
しかし、見栄えはよくありません。
それなりのモノになってしまいます。
自分の机で使うにはなんら問題はありませんが、お客様の前で使うには貧弱なのです。
「そんなの関係ない(ある芸人のおわっちゃったギャグみたいですが」と思うかもしれませんが、筆記用具で人を判断する人がいるのです。
とはいえ、そのためにモンブランのボールペンを買う気にはなりません。
しかたないので、パーカー程度でお茶を濁してしまいます。(パーカーが悪いというわけではありません)
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そこで、日本の文具メーカーさんにお願いしたいのは、
ジェットストリームや
VICUNA(ビクーニャ)の芯が使える高級なボディ(この言い方が正しいかわかりませんが、そんなイメージ)を作ってほしいのです。
高級感にあふれたものです。
そして価格はお手ごろで。
価格はお手ごろといっても、安いだけでは買わない時代です。
モノに物語というか、明確な買う理由が必要なのです。
開発秘話、製品が誕生したできごと、高い技術を使っているなどです。
「月の石を入れてきたかばん」とか、「宇宙飛行士がつけていた時計」とか、「防弾チョッキの素材」とか。
「こだわり男子(オヤジ)」が持っていることで、モチベーションがあがってしまうような物語です。
世界に誇れる「Made in Japan」、持っていて誇れる製品を、身近なモノでも使いたいと思っています。