クルマの中や電車の中、一人で部屋でインターネットや本を読んでいる時、必ずというほど音楽を聴いています。
その時に再生する機器との距離が音質に影響すると考えています。
どんなに高性能なイヤホンでも、1メートルも距離を離すと、ほとんど聞こえません。
耳から外して3センチでも耳障りな雑音という感じになります。
MacBookから流しても、キーボードに手を添えている感じの距離ならかなりいい音に聞こえますが、3メートルも離れるといい音には聞こえません。
アンプとスピーカーで音楽を鳴らすと、部屋にいればどこでもそこそこ(音像は薄れますが)の音で聞こえます。
音を発する機器との距離が疲労にも影響します。
イヤホンから流れる音は、長い間聴くと疲れます。
カーステレオの場合は、長距離のドライブでも音楽を聴いて疲れるという感じはないです。(運転で疲れるから音楽の疲れは感じない?)
リモートワークでも1日中モーツアルトをアンプ&スピーカーで流しているのを聴いていても疲れません。
それをイヤホンやヘッドホンだったら耳も痛くなり疲れます。
「イヤホンの方がスピーカーより音がいい」と主張する人がいますが、一つの見方だけで判断するのはあまり意味がありません。
「音質×疲れない時間」という指標もあってもいいと思います。
部屋で聴いている時は、この指標からアンプとスピーカーの組み合わせで聴いています。
部屋全体に音楽が流れている感じがいいです。(さほど大きな音ではないです)
完全ワイヤレスイヤホンが全盛ではありますが、アンプ&スピーカーで音楽を聴くことも、もっとクローズアップされてもいいと思っています。
その良さがなくなってしまう(製品的に)方向にあるのが怖いです。
一部のマニアの高額製品のみ残りそうで・・・。