昨日、大手銀行の住宅ローン借り替え相談に行きました。
僕はファイナンシャルプランナー(AFP)なので大体のことは理解していると思いますが、実務(住宅ローン)を行っている方から話を聞いてみたかったので行くことにしました。
勉強のためでもあります。
現在の状況ですが、公庫から全額借り入れています。
当初10年間の金利は、銀行の住宅ローン金利とほぼ変わりないのですが、11年からは1%以上金利が変わります。そこが気になっていたのです。
朝10時に電話を入れて、相談は15時からとなりました。
その時間に銀行に行きました。
土曜日なので銀行はやっていませんが、端のドアに「住宅ローン相談」という張り紙がしてあるところから入ります。休業日の銀行は奥のほうの電気が消えていてひっそりしていました。
奥のほうでは背広ではない職員が机に座っていました。休日出勤なのでしょう。
テラーの窓口を使って相談業務をしていました。
4人ぐらいで対応しており、係りの人が熱心に説明しています。
聞いている方も真剣のようでした。
イスに座って週刊文春を読んでいると「お待ちですか?」と声をかけられました。
窓口に座り借り換えの旨を伝えました。
返済表を渡すと「コピーをとってもよろしいでしょうか?」ときかれ、「それを入力してシミュレーションをだしてくれるのか?」と期待しました。
枚数がたくさんあるので、少し時間がかかっているようです。
その間、借り入れ期間とかの話をしてました。
借り入れ金利でのシミュレーションと現在の金利でのシミュレーションを比較表にして出してくれるのかと期待しています。
しばらくしたらシミュレーションの紙が出てきました。
(え、現在の残債を現在の金利のみ計算して支払い総額を提示か?)
公庫からの借り換えが多いのだろうから、金利変更時に対応するシミュレーションソフトくらい作って欲しいものです。
「金利が変更になりますので、だいたいこれくらいが加算されます」。
そりゃそうです。表に書いてある差額から差し引けばいいのですから。
僕の場合は公庫一本だから簡単だろうけれど、複数からの借り入れの場合はよく分からなくなりそうです。もうすこしまともな計算ソフトをつくればいいのにと思いました。
ATMなどの勘定系に関しての投資額はものすごい額なのだから、ここにも少しお金を回してもいいと思います。
手続きの流れと、手数料や保証料、抵当権関連の費用を確認して、申込書をもらって帰りました。
現在、詳細資料をエクセルを使って計算しています。
自分でやったほうがわかりやすいものが作れました。(笑)
費用を差し引いて250万円くらい払いが少なくなります。これならやってもいいかなと思っています。
こういうのって手続きがめんどうなんですよね。
でも、1日休んで250万円の節約ならばいいかなと思います。
情報って重要ですよね。
もし、今回の借り換えを行ったとすると支払いが250万ぐらい安くなって、返済期間が4年くらい短くなります。
この情報は通常は知りえない(気づかない)と思います。
僕も借り換えなどについてはまったく考えてなく、たまたま郵便受けにチラシがあったのを見たのです。
このような情報を常にキャッチする心積もりをしておくことが重要と感じました。
ファイナンシャルプランナーの実務として、顧問先の顧客にこのような情報を提供してお金の管理をしてもらうアドバイスをするという事が、個人に対しての本当のファイナンシャルプランナー業務なのでしょう。
今回、実際に体験したので分かったこと。
1.公庫をかりるときに加入した火災保険の取扱いについて。
2.保証協会の保証料の返金があること。
3.金融機関によって金利がケッコウ違うこと。
4.キャンペーンで金利が変わること。(同じ銀行でもその期間と通常期間では1%違うことも)
5.そんなに難しくないこと。
常日頃から情報収集とあらゆる勉強が必要と実感しました。