にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

フランク・ザッパ自伝

2006年04月04日 | ジャズ、音楽
札幌中央図書館にあった。
この本の存在は前から知ってたが、ザッパの音楽を充分聴いてから読もうと思ってた。
今回読みたくなり借りてまった。(10枚以上聴いたからいいかな)
面白い!この人は音楽もそうだけど生き方も並みのミュージシャンではない。変てこな話も満載。
ジャズミュージシャンなんかと比べたらはるかに恵まれてたとはいえ、いろいろ弾圧や不合理な目に会いながら闘い続けてた。アメリカは自由と平等を標榜しながらえげつないほどに差別と弾圧の国でもあり、この2面性のバランス、もしくはアンバランスがジャズやザッパを生んだとも言える。
嘘っぽい宗教やお高く気取りながら人の自由を奪うような輩が大嫌いで、むきになって闘っていたのかな、クールに揶揄してたのかな。 

ロンドン・シンフォニー・オーケストラとやったアルバムも相当苦労して作ったようで、クラシック業界のひどさもよくわかります。

今となっては、火事や骨折や国家権力との闘いも含めて、生き方すべてが「フランク・ザッパ」というジャンルで括れるのでは。

この本を読み、時系列的にアルバムを聴き直したら、より深まると思う・・否、そんなにわからないですね・・・

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