カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

モチベーションの減退

2008-03-12 | 雑記
 最近は寒すぎたり雨が降ったりしてなんとなく散歩意欲が減退していたが、ものすごくいい陽気になって外が気持ちよかった。たまたま業者との打ち合わせなど外での作業が続いて、もう建物の中に戻って仕事をしたくない気分である。ついでにちょっとだけブラブラしたり風景を眺めてみたりして、ああ旅行に行きたいなあ、と思った。たぶん今が一番いい季節で、ちょっとばかり風がつめたくて、しかし陽射しはぽかぽかして本当に気持ちがいい。本当にたくさんのいろんな種類の鳥たちがさえずりあっていて、森の中がうるさいぐらいだ。昆虫達もきっとうごめく様に活動を始めているに違いない。

 職場では昼食を抜いていて、基本的に昼はあんまりとらないことが多い。しかしなんとなく腹が減って落ち着かない。事務所の冷蔵庫を物色したりして食べ物を探す。いつのものか分からない食べかけの食い物がいろいろあるが、流石にそういうものには食指が動かない。確か月曜から入っているみやげ物のさつま揚げがあったのでひとつ頂き、茶菓子用の箱の中に入っているキャンディをひとつ食べた。紅茶を入れてのんだらだいぶ落ち着いた。外に出て散歩すると完璧に食欲のことを忘れた。しかしやはり戻って見るとまた食欲を思い出すのである。モチベーションがかなり下がっているようだなあ、と思う。三月までは何とかがんばって、区切りを入れる時期に入ってしまったのではないか。
 もともとある程度下がったので一度中断して仕切りなおしたのだが、ちょっと中途半端な気分も残っていたのだろうと思う。大きな目標であった70キロの壁を突破して、そんなに変わらない生活を続けているようなのにそれからちっとも落ちなくなってしまった。苦しいというほどまでではないが、ちょっとつらい。もういいかな、という弱気な気分と、張り詰めていたような気合がどうしてもわかない。気がつくとごく普通に食っている自分がいる。楽しかったダイエットの事を忘れてしまいがちなのである。

 寝る前に何気なくテレビを見ていると、コメディアンが科学者に食って掛かっていた。明らかに自分の無知を棚に上げて批判している。分かりにくいことを分かりやすく説明したり解明することが科学者の使命なんじゃないかということらしい。なんとなく腹が立ってきて消してしまったが、一般の人の代弁者という立場ではそのように考えるのは仕方の無いことなのかもしれない。しかし、もともと難しいことは簡単にならないから難しいのである。誰もが専門家になれるわけでもないし、その必要なんてものもはない。興味がないのであれば、自ら知ろうとしないものであれば、むしろ分からなくて当然ではないか。そういう当然の自分というものを無視して、消費者として科学者を批判して、いったい何の意味があるというのだろう。ある程度の理解と啓蒙がなければ予算がつかないというのは悲しい現実かもしれないが、そういうものは科学の本質とはまったくべつの問題である。無知というのは本当に恐ろしいものだなあ、と思うのであった。
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