カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

眼鏡まで噛まれる

2023-05-19 | 睦月ちゃん

 睦月ちゃんは、ほぼ何にでも噛みつくわけだが、そのために、うっかりものをその辺に置くことができなくなった。新聞雑誌はもちろん、郵便物なども危ない。家にいる時には、座椅子の前に小テーブルを置いていて、その上にノートパソコンを置いている。パソコン本体は不思議と噛まないようなのだが、これに電源コードが付いている。当然咬まれて銅線が露出するようになり、これはもう買い替えた。マウスは無線なのだが、落とせばおもちゃになる。ここでは、以前は雑誌や郵便物は無造作に置いていて、要するに見ながら何かができた。それらは無くなりシンプルな机の上となっている。
 様々なものは、いったん食事をするテーブルの上に置かれることになる。着替える時に、小銭車のカギ万歩計メモ帳マスクボールペンなどをいったんテーブルの上に出す。そうしてシャツやズボンを着替える。着替えているときにも攻撃を受けているが、ベルトや腕時計をしばらく噛んでいることもあるが、なんとかやり過ごせる。
 棚の上には、日ごろ呑む薬や血圧計などがある。他にもいろいろあるが僕が動かすこれらのものを、使用後しっかり戻さないことには大変なことになりそうだ。そういうところの間に新聞雑誌などが挟まれておかれるようになり、段々と窮屈になっている。メモやノートも置かれるし、寝る前には腕時計などもここに置く。
 目が覚めてしばらく手探りしてて「あ」っと思ったのは、メガネが見当たらないのである。寝る前に無造作に、パソコンを置いているテーブルの上に置いてしまったのである。布団の周りを探すと見つかったのだが、掛けてみると、ぼんやりした陰が左目の下の方に見受けられる。外して観察すると、噛んで瑕つけられた跡が複数あり、陰の部分の噛み跡が特に大きいようだ。視界は不良だが、まったく見えなくなったわけではない。いったんはそれで通勤して様子を見たが、なにぶんずっと靄のようなものがあり、ある程度慣れもするとはいえ、見づらい。結局めがねは新調することにした。思わぬ出費である。
 眼鏡を変えて明るい世界を取り戻したのだが、遠くがよく見えるようになって余計に気になることができてしまった。それは他でもなく老眼が進んでいることで、本を読んだりするときに活字がぼやけてしまう。僕は基本的には近視なので、ボケている文字はめがねを外してみると見える。しかしながら生活上、いつも忙しくかけたり外したりするのが面倒なのである。時折なら何とかなるが、夕方になると目が疲れてくるのか、やっと一段落して本を手に取ると、ずっとぼやけて見えるようになった。噛まれて買い替えたのだから、もう少しそこらあたりまで考えて買い替えるべきだったのだかもしれない。
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