台風一過
2015-08-25 | 音楽
台風もあるが、何しろ休肝日の夜なので、自然と断続睡眠に陥りやすい。ある程度眠いのでいいか、とは思っていたが、2時半ごろから音の感じに緊迫感が出ていたのだろう。目覚めてどうにも寝付かれない。時計の時間を確認するために明かりをつけたら、杏月ちゃんもしっかり起きた様子で仕切り直すことにした。
枕元には統計学の歴史のようなものがあったので、これなら眠くなりそうだと思って手に取る。案の定以前に途中で断念したようでもある。数式が出てくるようなものではないが、先に進むのに時間がかかる。しかしこういう時だと妙に面白かったりしていつの間にか小一時間。つれあいが用事を済ませて寝室に上がってきたので、選手交代で居間に移って読書とニュースでも見ようと考えて階段を下りる。窓は閉めてしまったはずだけど、どこからか隙間風がある様子。換気扇からかもしれない。ニュースでは、まさにちょうどという感じになってきた。少し東側にずれたか。しかしながらいつもの台風より突発的な強風の音に緊迫感がある。モノが舞っている感じも伝わってくる。これは相当来ている感じである。近年でも間違いなく風が強い方だ。残念だが被害が出そうではないか。もう統計の本で眠気を誘っても仕方ない感じもする。内容的にはやっと無作為という考えに至る歴史まで来て、統計という学問であっても、なかなか苦労している様子が分かる。学問とは、先人の築き上げてきたものを時には否定したり崩したりしなくてはならない。そうして過去の保守派からいじめられる。正しいという確信を持っていても、なかなか日の目を見られるものではない。昔の人も苦労したが、今の人も苦労するはずである。政治家なんて苦労を買って苦しんでいるではないか。ほとんど人間の歴史はマゾ的である。
風邪気味なのか鼻水が出てきた。重たい本を寝っ転がって読むには腕がきつくなるので、ミステリ文庫本に持ち替える。今度は身内の秘密が少しずつはがれていく展開だ。それをはからずも息子に知られる展開になる。息子が知ると娘たちにも知れ渡るだろう。しかしもっと確信に迫る必要もある。心情的に苦しいが、しかしそういう自分を止められない。関わっている事件と絡んでそういうことが起こっているが、さすがにやっと眠くなってきた。そろそろ6時になろうかという時間だ。既につれあいも起きてきて、この調子だと通勤時間には風が弱まるのではないかという期待もできるようになってきた。
ということで一時間ちょっと寝て、朝飯を食って出勤。雨はひどいが風は落ち着いている感じ。消防団があちこちで活躍している様子。彼らもこの後に出勤するんだろう。寝不足は僕だけでないのである。あちらの人たちの方がずっと偉いんだけれど…。
Kendrick Lamar - i (Official Video)
で曲はケンドリック・ラマー。変な動きをしているが、これがかっこいいというのもなんとなくわかる。僕が若かったら真似をしたくなるんだろうか?