カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

買ったけど(持っているけど)使われてないもの

2017-02-26 | なんでもランキング

 買ったけど使われていないものの代表として、よくジューサーミキサーがあがる。これは、使うのがあんがい面倒だからだと思う。まず何をミキサーにかけるのかという問題があって、ジュースなどにする素材そのものを買うのが面倒だ。また、こういうのが習慣づくのにそれなりに修練が必要そうだ。その後飽きるというのもある。使った後洗うのも面倒というのもあるだろうし、けっこう場所をとるので、結局しまい込むということもあろう。でもまあ一番は、これはいいな、と思う動機が、シンプルに安易すぎたせいではないか。でもミキサーで出来たものを消費するのは一瞬。それに対して準備や片付けまでの手順が多すぎるというギャップが大きすぎるのではないか。僕は子供の頃、玉子と牛乳をミキサーで混ぜて飲んでいた記憶がある。ちょっと砂糖も入れてたっけ? あれは何の流行だったのかまったく思い出せない。けれどやはり長続きはしなかった。結構マメにミキサーを洗っていた記憶もあるんだけどな。
 大阪の人は必需品だと言われるが、タコ焼き器も眠っている家は多いのではないか。なんとなく欲しくなるのは分かるが、本当にそんなにタコ焼き焼くだろうか。縁日のようなところで買うというのは楽しいが、家でタコ焼き焼いて食べるというのが、やはり習慣にないし、家庭の風景としても無い。それは大阪人という人達との違いといってはなんだが、当然という気もする。それにやはりたこ焼きを上手に焼くのは結構難しい。熟練の技になるために、いったいどれくらいの消費を必要とするのか。修行が足りないまま離脱する。そうして結局遠ざかる。タコ焼き愛が足りないだけだろうが。
 電動髭剃りもどこかに行ったな。これは剃刀負けしたからだ。剃れるのは悪くないが、その後すぐに痒くなって閉口した。僕にはダメだと思って普通にお蔵入り。いまだに出勤中にすれ違う車の中で電動で髭を剃っている人を見かけるが、器用というより、肌が強い人なんだろうな、と思います。
 電動歯ブラシも一回くらい使ったきりだと思う。結局使いづらいというか、そんなに効果が実感できないというか。電動で無い方が細かく磨けるような気分があるかも。
 ぶら下がり健康器は子供の頃にあったかもしれない。思い出すだけでなんとなく恥ずかしい。友人の家でも見かけたりして、バカにはしないが、お互いに恥ずかしい。
 まったく使わない訳では無いし、必要だから数年に一度は買うが、タイヤチェーンも探せばいくつかあると思う。やはり雪があんまり降らないし、降っても相当でなければ使わない。できれば使いたくないという意識もあるだろう。使われない方がいい道具である。
 栓抜きは瓶ビールを買わなくなったから。缶切りも缶詰自体をやはり買わない。それに最近の缶詰は、缶切りがいらないものが多いんじゃないか。ワインオープナーもあんまり使わないけど、これは持っておかねばという気もする。
 服ではマフラー。これは相当年数した経験が無い。もう持ってもいないかも。
 以前は長らくアコーディオンを持っていた。結局弾けないというのがあった。練習もあんまりしなかった。でももったいない。その後人にやったかもしれない。
 絵の道具や習字道具も眠っている。自発的にはやはりやらない方面かもしれない。彫刻刀もどこへやら。学校教育は身につかないということかもしれない。
 実は読んでない本が一番たくさんあるかもしれない。でもまあ読書家なら知っての通り、そういうものなんで仕方がない。これは使わないというものとは意味が違うと思いたい。いや、もう物理的に許される限り続くことなんだろうと思う。
コメント
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