カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

快挙すぎてほのぼの感

2011-02-28 | 時事
世界選手権は有給休暇で

 こんなことってあるんだな、というのが率直な驚き。相当実力があるのも確かだろうけど、普通はこんなことは起こらない。奇跡的な大事件といっていいのだけれど、同時に何か大きなブレークスルーも感じさせられる出来事だ。
 僕は箱根駅伝の大ファンだけど、しかし同時に箱根がピークになってマラソンの日本選手が育たないのではないかとも考えていた。アフリカ勢の選手との身体能力の差も大きすぎて、特に陸上で世界を戦っているのはアフリカ系と日本人のみという状態になりすぎている。おそらく身体能力が人間として違うわけで、アフリカ系以外の人間では日本人が能力の限界にいるのではないかと考えられている中、まったく違う世界からやってきた気負いのない選手という感じもするのである。そして、改めてマラソンという競技の奥の深さを思い知らされたというか…。
 長い距離を速く走るという単純な世界ながら、しかし勝つことだけでしか認めようとしないさらなる単純思考を破る快挙ではなかろうか。日の丸なんか背負わずに頑張ってほしい選手である。まあそれは、ほかの選手でもおんなじことなんだけれど。
コメント
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