goo blog サービス終了のお知らせ 

カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

今回は出張で福井まで①

2024-10-26 | 散歩
 今回は窓側の席(まあ、そういう場合の方が多いですが)。
 窓の外にはあべのハルカス。やっぱ背が高いですね。


 そうしてすぐに大阪城。出発は天気悪かったけど、降りる段になって風景が見られて良かったです。


 写真の経過は省きますが、バスで新大阪に行って、サンダーバードに乗って、新幹線乗り換えて、どんどんいったであります。



 そんでたどり着いたのは、恐竜のまちでした。


 すでに昼は過ぎてまして、構内で昼飯。セットメニューで、名物のおろしそばとソースカツという最強の組み合わせを、着いてすぐに堪能したのでありました。旨し。


 で、外は雨だったのですがお迎えが来ておりまして、そのまま会場の国際交流会館に行ったのでした。


 お役目の会議まで少し時間がありまして、僕だけ外を少し散策しました。
 福井は城址の中に県庁があるんですよ。前に来たことがあるので知ってましたが、懐かしいのと、やはりなんだかシュールなのと、併せて感慨深いです。


 お濠も立派だし、本当に風情のある場所ですよね。県庁職員は、登庁するのに、それなりに気合が入りそうです。慣れたらそうでもないかもしれないですけどね。


 後で分かったんですが、あちらが駅方面みたいですね。


 この城を中心として、福井の町は広がっている、という感じなんでしょうか。けっこう整然とした街並みになってまして、古いところだという事が、よく分かりました。







 さて、ここから、実は、日をまたぎます。会議を終えて、役員会を兼ねて懇親会をして、結構日本酒飲みすぎて、ホテルに帰ってコンビニ行って、ワイン飲んで寝たんでした。まあ、いつものことと言えばそうかもしれませんが……。
 で、朝食後、また散歩に出ました。
 適当に歩いていると川がありまして、足羽川(あすわがわ)に出ました。なかなかに美しいですね。大きなまちに大きな川。素晴らしいです。



 ぐるりを歩くという事で、こっちにいって見よう。


 おやおや、何か道向こうに見えますね。


 柴田神社。前田勝家が祭ってあるようです。なるほど。


 インスタ映えするんでしょう。僕以外にも複数人集まってました。街中にこういう神社があるってのがいいんでしょうね。たぶん。


 細い路地ファンの僕としては、こっちにいってみたくなり……。


 細い路地が絡んだ商店街のようです。


 細いだけでなく、段差もあるし、とにかく古いところに新しいものが更新するような、そんなところなのかもしれません。


 新しくなっていくと、こうなる。まあ、混在するから面白いんですよね。


 で、駅前はだいぶ近代化している。コントラストが面白いところですね。


 昨日は雨だったけど、恐竜も多くて、再開発なんでしょうね~。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

品川近辺、帰ると赤潮

2024-08-17 | 散歩

 乗り継ぎは上手く行って、スムーズだったのだけれどそれでも一時間あまり(二次会は失礼しました)。座れたのでストレスは無い。なんとなくの雨はあって、しかし猛烈に蒸し暑い。泊りのホテルは、品川プリンスの一つ。しかし地図見誤って回り道してしまった。ウロウロしているのは外国人(アジア系)ばかり。いや、日本人もいるのだが、居酒屋で飲んだ帰り風の人以外は、外国人だろう。
 シャワー浴びた後、コンビニにでも行こうかと思ったが、なんとなく猛烈に疲れている気分があって、布団にもぐる(まあ、酔ってはいるわけだし)。しかし寝つきは悪く、12時過ぎまで記憶がある。諦めて認知シャッフルとかしてみると、記憶を失っていた。認知シャフル、すごい。
 外の明るさに目覚めると、4時半くらい。さすがにダラダラ寝直すが、ちゃんと寝られる気がしなくなり、5時過ぎから起きて読書やらなんやら。ちょっと早いが、6時からビュッフェがあると思いだして会場に向かうと、既に100mくらい並んでいる。英語で話しているコロンビア人が、先に前に行けと合図して譲ってくれて(後からの仲間と一緒に並ぶためらしい)、後ろに並びながらだべっている彼らの会話を、聞くともなしに聞く。旅慣れているようで、しかし日本を結構褒めている。日本で釣りまで体験しているようだ(ちょっとしか分からないけど)。見た目は太った中年オヤジだが、金持ちなのだろうか。
 しかしながら朝食会場は数百人のキャパはありそうで、スルスル順番が回って来る。ふつうに納豆ご飯に味噌汁、漬けもの各種に明太子。焼き魚(鮭)に卵焼き。水餃子などを食べた。食後にコーヒーも飲んでちょっとだけくつろいで、なんとなく西洋人が多い会場を眺めていた。日本人スタッフも、それなりに英語で対応している様子だ。日本食よりも、やはりパンとかサラダとかを食べている人が多い。ものすごい食べ物の量を運んでいるご婦人もいて、パワフルである。
 外に出てみると、霧のような雨が少しだけ降ったりやんだり。そのまま教会方面に散歩に出る。工事中の柵があたりを囲んでいる。グランドプリンスホテルの周りをぐるっと歩いて帰る。また汗が出てきたので、退散である。坂道が多いが走っている人も結構いる。外国人がガラガラとスーツケースを押して歩いている。皆さん早くから移動している。僕も帰って移動しなければ。
 剃刀が見当たらないと思ったら、自販機で100円で買うシステムだったようだ。いまさらもういいかと思って、節約もかねて髭剃りは断念する。ちょっとだけテレビを見て、京急で羽田へ。そこまでぎゅうぎゅうでは無かったのでホッとする。空港行きなんで荷物の多い人が多くて、窮屈ではあったけど、お互い様だ。
 空港では時間に余裕があってぶらぶらしたが、やることが無いのでまた本を読んでいると、持ってきた本は残り数ページとなってしまう。移動が多いと一冊なんて一泊ではもたない。
 幸い飛行機では窓側の席で、飛び立つときは雲ばかりだったが、後半は下界を何とか見下ろせた。山や海岸線を眺めて、日本地図を思い出す。瀬戸内や北九州あたりからかなり正確に見下ろす場所と脳内地図が一致しだす。こういう時間は本当に楽しい。あとで思い出しながらグーグルマップを眺めるのもまた楽しいのである。
 大村湾に出ると、赤潮が出ていた。魚の死骸まで確認できなかったが、かなり広範囲で赤茶けている。これは漁師さんは大変かもしれないな、と思いながら岐路に着いたのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の便と夜のうちの移動

2024-08-15 | 散歩

 朝一番の便では無いが、早めのものなので緊張がある。僕は午前中の移動が苦手なのである。6時前には起きてすぐに食事をとり、なんとかお腹の調子を整える必要がある。この日はなんとなく上手く行った感触はあって、フライト中はそこまで不安は無かったものの、羽田に着いたら、やはりまた便意が襲ってきて危なかった。空港にはトイレがたくさんあるので事なきを得たのだが……。
 さて今度は中央線利用ということで、久しぶりに品川下車で山手線に乗り換える。傘を持っている人が多いが、なんとか雨は持ちこたえている感じだ。新宿乗り換えで、いい感じで中央特快に乗れた。しばらく揺られていたが運よく途中で座ることもできた。ラッキーである。目の前に年配の人や妊婦さんもいない。こういうのが一番助かるかもしれない。
 目的地は豊田。実は久しぶりで、7,8年くらいになるのではないか。駅には既に案内の人がいた。僕が一番乗りだという。要するに余裕もって着き過ぎた。ダイエット中だけど、そういう時間つぶしには飯を食うか。
 ということで、見たことは無いがチェーンだろう中華屋で、レタスチャーハンを食う。セルフサービスの店で、水は自分で、注文はタッチパネル。番号呼ばれたら、カウンターに取りに行き、食べ終わったら自分で下げる。読み取りQRコードの紙をかざして、自動精算機で金を払う(僕はエディを選択)。まごついているように見せかけないふりをしなければならないが、簡単は簡単だ。客席はざっと30人以上座れそうだが、店員さんは2人である。こういう効率のさせ方が、今後の店舗運用には必要なのだろう。
 雨は降りそうにないが、その代わりとにかく蒸し暑い。駅からそう遠くないことは知っているのだが、歩いているととにかく汗が噴き出す。背広も手に持ってるし、荷物もある。嫌んなっちゃうな、って感じだろうか。そうやって住宅街を抜けて会場に着いた。
 研修会だったので、挨拶して見学して研修をうける。予備知識でこの方面のことは本で読んだことはあるのだが、人が解説してくれると格段に理解は早いし深い。なるほどね~、勉強になりました。
 ここの理事長さんは、実は十年くらい前に初めてお会いする前から話だけは知っていた。僕はその義理のお母さんだった先代理事長にお世話になっていたのだ。懐かしいお話もたくさん聞けた。そうだったんだね。
 ということで車で八王子に移動して、ホテルで懇親会。料理は格調高く、さすがである。ビールにワイン飲んで楽しかった。バンド演奏も聞いて感動する。ほんとに涙が出た。ブラボーである。
 実は泊りは品川にしてある。明日の朝の便に乗るためには、朝からラッシュの中央線で新宿乗り換え品川乗り換えは、田舎者には大変にきついのだ。僕は30年前にそれをやって懲りて以来、ラッシュ時の地下鉄には乗らないことにしている。ほんとに懲りたのだ。人間は学習する生き物で、いやなことは極力避けて生きていきたい。
 そういう話をしたら、いや大変だけど、東京の人だって何日かで慣れてるだけですよ、ってことだった。もう慣れる時間は、僕には残されていないだけのことなのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉散歩・さいたま新都心など(その5)

2024-07-28 | 散歩

 さて、鉄道博物館も一通り見てしまい、また飛行機の時間まではちょっとあるな、という感じである。予定時間は購入の条件の関係で変えられないらしいので、まだ観光しなくてはならない。でもまあ雨だし近場かな。
 いったん大宮まで戻ってみて、一度外に出てみるが、やはり雨である。駅前のソニックシティをぐるっと回って歩いたが、すぐに濡れてしまう感じもして、いつまでも歩くのは断念した。そごうにも入ったが買うものが無いので、すぐに出てしまう。十数年前に一度来たことがあるはずなのだが、まったく記憶が蘇らない。だいたい何の用事で訪れたものだろう。
 駅まで戻ったが、じゃあ行ったことないのはお隣の「さいたま新都心」かなと思って移動する。何やら女子率が急に高くなって、ケヤキ広場に行ったところで原因がわかる。何かアイドルなどが集まるイベントが、さいたまアリーナで開催されているらしい。複数のグループが参加しているようで、女子の団体もなんとなくいろいろあるようだ。数日前には東京ドームで韓国アイドルのイベントで女子に囲まれたが、日本には女子の人口が集中する場所があちこちにあるらしいと分かった。
 しかしながらイベント会場でないところは人通りが閑散としていて、そのコントラストが著しい。オフェス街でもあるようで、巨大なビルに官公庁のオフェスが入ったりしているようだ。大きな病院や役場の機能のあるものがあちこちにある感じだ。この場所と駅をはさんで商業施設などがあるようで、奇妙な構想の建物と、四角いショッピングモールがあちこちに見えている。さすがに歩き疲れてきた感じもあるし、夕方ではあっても飛行場で食事などもしておきたいし、移動することにする。
 で、今度はJRに乗ったが、これがひどい混雑だったのである。日曜をなめていた。さすがにラッシュのぎゅうぎゅう詰めではないにせよ、荷物を持っている人も多い中で、つり革につかまれない人もいるくらいである。結構外国人もいて、やはり観光だったのだろうか、東京駅で少し降りたが、また乗ってくる人も多く、品川で乗り換える時もまた大勢いて、夕方の移動はやはり大変なのだった。京急蒲田でやっと座れたが、残り10分の休息であった。
 おみやげは買うなと言われているので買い物は止して、何か食っておこうという思惑に反して、食べ物屋さんはどこも長蛇の列である。羽田の食堂をなめていた。ほとんど唯一と言っていいくらい並んでなかった店がカレーうどんの店で、トマトのカレーを汗だくなりながら食べた。いったい俺は何をやってるんだろう、と自問しながら、しかしうどんとしては細麺すぎないかという疑問を抱きもしながら、カレーうどんをすすった。他の客も並ぶの嫌だもんね、という仲間のような人々が多く、会話のが少ない静かなうどんタイムだった。
 万歩計を見ると珍しく2万歩をカウントしており、空港内をもう少し散歩して久しぶりに(一年ぶり、やはり昨年の東京出張以来のようだ)この日は2万5千歩以上を達成した。まったく慶賀に値する。くたびれたが達成感の方が強く、余は満足である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉散歩・鉄道博物館(その4)

2024-07-26 | 散歩

 ホテルに戻って少しうだうだした時間を過ごして、このホテルにも何やら美術館があったらしいのだが、改装中で休館だという。なんとなく残念である。雨なので屋内の施設の方がいいと思う。そこで思いついたのが鉄道博物館だった。浦和からすぐお隣の、大宮にあるじゃないか。
 実際には大宮で、ニューシャトルというモノレールに乗り換えて行く(後で調べたら、モノレールじゃなくて、なんとタイヤで走っているらしい。乗り心地はモノレールのそれに似ていたが、タイヤの外枠がレールの枠に挟まっている妙な構造をとっているようだ)。この日は日曜で、家族連れが非常に多い。リュックを背負った子供が結構いて、ハイキング気分で鉄道博物館に行くらしい。一駅で着いたが、乗客の半数が降りたのではなかろうか。
 駅から降りて、ほぼ博物館行きのための道が続いて、なんとなくワクワクする。道には古い鉄道の時刻表などが、レリーフとして印字してある。建物もかなり大きな感じで、いったい中はどうなってるんだろう? って感じである。
 当日券1600円で入場してすぐに右手の暗めの体育館のようなところに、たくさんの鉄道車両が展示してある。古いものから新幹線まで、あちこちから歓声が上がっていて、団体・家族連れ、外国人などがたくさんいるもようだった。僕もいろんな車両を見て回り、乗れるものには中に入った。電車に乗るのなんてなんとも思ってなかったが(いや、結構好きな方だとは思うけど)、動きもしない車両にのってこんなに楽しいなんて、なんだか不思議である。これは子供が喜ぶというよりも、やっぱり鉄っちゃんが喜ぶということなのではないか。そうして子供を連れて行きたくなる、ということなのではないか。または雨だし子供を連れていくにはココしかなかったんだよ、という人もいるかもしれないが、それでも初めてであれば、大人としてもいい感じじゃないか、とは思うのではないか。
 鉄道で働く人々の寸劇を見たり、ジオラマ見学などもした。個人的にはこのジオラマが特に良かったが、そういえば別の鉄道博物館でもこんな感じの見たことあるな、とは思った。そういえば、向島の東武博物館に何年か前に行ったんだった。それよりもいくぶん規模の大きなジオラマで、両方みるとさらにいいのではないか。趣もいくぶん違うようだし。
 昼時というのもあって、食堂やお弁当屋さんなどは長蛇の列ができている。お弁当を買って、外の列車の中で食べるシステムなどがあるようだ。持ち込みのお弁当などを食べるスペースもあって、やはり家族連れでにぎわっている。おじさん一人でウロウロしているのは完全に少数派で、僕は一人テクテク貸し出しの傘をさして外のスペースを見学していた。小さい箱のような電車に乗って遊んでいる人なんかもいて、中の子供が手を振ってくれる。ながめながら手を振り返して歩いて回った。子供向けの科学的な仕組みを学ぶコーナーもあったが、さすがに大人として遠慮した。いろんなものを投げつけるだけの乱暴な子供もいたりして、なかなかに大変そうなのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉・浦和散歩(その3)

2024-07-24 | 散歩

 総会終えて、懇親会。会場は居酒屋でワイワイやる。ほんとにコロナ明けで知った人も知らない人もごちゃごちゃと飲むしあわせをかみしめる。素晴らしいですね。結局居酒屋二軒はしごする。店員さんは外国人が多く、一人一品以上注文してください、と注意される。飲む方に集中しすぎてしまった。
 宿泊のホテルは格式高き感じで高層で、部屋も広かった。シャワー浴びて就寝。何やら遠くから犬の鳴き声が聞こえて目覚めて、格式高きオムレツ含む朝食を頂く。納豆、梅干し、焼き魚、岩のり、キュウリの酢の物、たぶんポテトのフライ、マグロの身をこねたようなもの、みそ汁、ごはん、オレンジジュース。コーヒーは部屋に持ち帰って飲んだ。
 外は小雨で、傘をさして散歩する。すぐ近くに王蔵院という寺があったのだが、拝観は9時かららしく外から眺める。道を挟んで続いている境内になっているようだ。隣に小さい公園もあった。
 なんとなく駅前の方向へ行ってみると、今日の研修のために集まってきた昨日の人たちと会う。早くから準備をするらしい。偉い! 
 駅前には浦和うなこちゃんのキャラクター象があった。さらに下を見ると、浦和レッズの歴代の選手たちの足の裏の型のレリーフが並んでいた。小野選手のものを写真にパチリ。レッズ・ファンは熱狂で有名だが、やはり街をあげてのものなんだろう。
 その後線路に沿って、何故か今度は北を目指して歩く。なんとなく距離が稼げたらいいという感じもあって、今のうちに歩いておこうと思ったのだ。何しろ梅雨入りしていると、歩けない日が多くなる。ワンちゃんの散歩だってままならない。僕は基本的に万歩計で一日8,000歩を目標に歩いている訳で、歩けない日が続くと万歩計の記録がマイナスになっていく。これが精神的に堪えるのである。週の目標であるとか月の目標であるとか、年の目標の歩数がちゃんと記録に残る。これがマイナスだった年は、2012年の12年前に一度記録したのみなのである。まさか今年をそれ以来のマイナスにしてはならない。そういう思いが、僕を散歩に駆り立てるのである。
 ということもあって、線路と道路が交差するところ(後で調べたら国道463号線・越谷浦和バイパスだった)で左に折れて、しばらく行くとハローワークがあった。この道路をまっすぐ行くと所沢まで行けるらしい。ふむふむ。
 さすがに僕以外で散歩している人なんかいない。いつものことだが、ひとは何らかの目的地が無いのに歩きはしないものなのだ。
 右向かいに少しデカめの埼玉りそな銀行があって、そこから今度は標識としては巣鴨方面の道を行くことにする。要するにここから戻る訳だ。右手に保育園、そうして教会をやり過ごしてなんとなくにぎやかになりそうな予感のある道である。アジアンな食堂(しかし韓国中心かな)があり吉野家がある。そうして警察署があり、右手に鐘のある塔のようなものが見える。これがさいたま市役所らしい(県庁と市役所が浦和にある訳だ)。ここで曲がれば泊りのホテルだったようだが、自分の勘で歩いていたので、次の次あたりで左に曲がると、また県庁についてしまった。どんだけ埼玉県庁が好きなんだって話である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉散歩・浦和(その2)

2024-07-22 | 散歩

 埼玉県庁の周りを歩いたところで、実のところ観光という感じでは無いので、そういえば今日泊まるホテルを確認しておこうと思った。で、その方角を見てみると、ひときわ高いビルが見えてきた。なんだあれがそうか、と思うとなんだかもう目的は果たした気分になり、行くのをやめるのだけれど、じゃあどこに行く当てもない。そのまま気分的には線路と並行して南側に行くことにする。
 駅に近いこともあるのだろう、人通りは多い。都心とは違うと言えば違うが、にぎやかな街である。この日は土曜日ということもあって、買い物風の人が多い。夫婦やカップルといった、いわゆる一人で歩いているわけではない感じの人たちが多いのである。自転車も時折通っていて、やはり平坦な街なのだろうと思われる。高い商業ビルが多い中、背の低い住宅もある。そうしていくつもの高層マンションがあちこちにそびえている。交通の便がいいので、通勤に便利な住環境が整っているということだろうか。
 そうして実際に鰻屋が結構あるのである。居酒屋風の店だったり、いかにもの老舗風だったり、料亭風だったりする。メニューが表示してある店の値段をちらりと見ると、3,000円から6,000円というような感じだ。うーむ、やっぱり鰻はごちそうなのである。それにしても昼飯で6,000円か……、やはり抜いておこう。
 そういうところをなんとなくぶらぶらしていたら、前方に木の茂ったところが見える。神社かなんかだろうと思って近づくと、果たしてそうで、境内なのか公園なのか、蚤の市をやっている。いたって適当な感じの人々が木の下とか簡易テントなどを張り、ゴザとかなんだかの上に骨董品や陶器、雑貨や服など、さまざまなものを並べている。高齢率が高い感じだが、それなりの客がいる。皆冷やかしているのかどうか分からないが、僕はほとんどすり抜けるだけである。話しかけられると面倒な感じもする。何しろ買う気がまったく無いのだ。
 よく見ると少し戻ったところが神社のようで、「調神社」と書いてある。なんと読むのか分からないが、「しらべ」では無かろうとは思われる。手水舎にはウサギが水を吐いており、池にはウサギがやはり水を出していた。帰りに分かったが、狛犬ではなく狛ウサギだった。そうして携帯で調べて分かったが調(つき)神社と読むそうだ。なるほど、月にはウサギがつきものだもんね。
 神社は鬱蒼として日影が多く涼しかったが、境内から出ると日差しが強い。また適当にぶらぶらしてみるが、少し駅から離れたので住宅街である。ほとんど店は無くなって、空が広くなる。しかしながら遠くの風景に山が見えない。こういうのは決定的に九州とはべつの場所だとわかる。九州で山の見えない風景なんてそうそうない。関東平野おそるべしである。ここらあたりまで武蔵野の国ってことなのだろうか。たぶんそうだろう。歴史や土地勘に疎い遠い場所だけれど、なんとなくは聞いたことがある。東京が巨大になったから周辺というとらえ方をしてしまうと、いろいろと間違ってしまう。江戸なんかよりこっちの方が古いんじゃないだろうか。知らんけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

埼玉散歩・浦和(その1)

2024-07-20 | 散歩

 今回は埼玉・浦和である。お仲間として親しくさせてもらっている協議会の総会に呼ばれたのである。3日前にうちの総会のような会にお呼びしてたので、お互い様なのである。この協議会の中心的な役割をしているところが埼玉なので、毎年総会は埼玉ということになる。ちなみに昨年は川越だった。
 浦和なので京急を品川でJRに乗り換えて、そのまま行ける。なんだかかなり近い感じで、実際に近いのである。ただし乗り換えの際、僕は間違えてグリーン車の車両の前で待っていたらしく、慌てて違う車両まで走らされた上、その車両がボックスシートだった。乗客も多くて窮屈きわまりない。こういうのは、事前に調べておく必要がありそうだ。東京の電車はロングシートだと決めつけてはいけない。特にJRは。まあ、長い距離走るんで、そういう人向けの配慮なんだろうね。
 そうして普通列車なのに、どんどん駅を飛ばして走る。こういうルールも田舎者にはよくわからないところだ。だから目的地には早く着くわけだが、細かく降りたいのなら山手線とか京浜東北とかに乗れって事のようだ。まあ、アプリ次第なので、そのあたりはあんまり考えなくてもよさそうだけど。
 ということで、空港から一時間くらいで着いてしまう。反対廻りだと新宿に行くくらいの時間である。開式の時間までは当然余裕があって、しかしビルも多いし会場のあたりを付けるために先に歩いてみる。駅前ビルの中を抜け賑やかな通りを歩いたら、すぐに突き当たってしまった。なんだ、こんなに近かったのか。会場の部屋に行くと事務局の人たちがご飯を食べていて、いわゆる休憩しておられる。荷物を置いて早々に辞したわけだが、あちらも気を使って、ここらあたりは鰻が名物だと聞かされた。実はダイエット中なので、一人の時は昼食はとらない。誰かいるとそんなわけにもいかないが、一人で散歩することができれば、腹はすかない。どういう訳か13:30くらいに時間が経過すると、完全に腹の虫がおさまる。だからぜんぜんつらくないのである。さらに飯を食わないと、午後からあんまり眠くならない。一石二鳥なのである。でもあんまり痩せないのだが。
 さてしかし外はそれなりに炎天下で、荷物も上着も置いてきたとはいえ暑い。鰻には心動かされるところはあるのだが、食べないのだから歩くよりない。目の前の標識に県庁って書いてあって、すぐそばが県庁だった。なんで浦和に埼玉県庁があるのか、とは思うが(後で調べると埼玉の歴史ってそれなりの面白いことになっているようで、考えてみると今は合併してさいたま市になっているから県庁所在地はさいたま市が正しいのだが、浦和にあることには変わりないのである)、いちおう埼玉県庁の入り口だけ見学する。浦和は(というより埼玉全般においてであるが)だいたいにおいて平野なのだが、この県庁あたりの前の道路の形状については、谷というか坂道の窪みめいた場所になっていて、ちょっと不思議である。そうしてまた上って行って建物がいろいろあるのである。坂道と言っても、長崎とはまったく別物なんだけれど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終日、乗り換え間違えたり(その4)

2024-07-18 | 散歩

 僕はアプリで水道橋駅で事前に検索していたのだが、聞くところによると後楽園の方が厚労省に行くには都合がいいらしい。丸の内線で一本。ドーム球場の反対側に歩いていくと駅ビルがそびえていて、いろいろ路線があるようだ(というか丸の内と南北線が交差している)。この辺りはちょっと歩くと本郷三丁目駅もあるし、JRと都電の水道橋駅がある訳で、何処にだって行けるようなものだ。まあ、電車は乗り換えたらどこにだって行けるわけだが……。
 ここで事務局を預かる一人が、都合で合流が間に合わないことが分かる。じゃあ霞が関で、ということになるのだが、何しろ彼が基本の資料なども持っている。先に行って挨拶しているうちに来るだろう、ってことで移動する。先生とはお別れ。なんと講師料渡すの忘れていたが、後で振り込んでね、ということだった。いい人だ。
 別会の会長も一緒だったのだけど、そちらの方が土地勘に詳しく(愛知の人と埼玉の人)、ほとんど後をついていく。便利便利。厚労省はセキュリティがやかましく(官庁はどこもそうだけど)、代表者と人数、電話番号など確認されたりするが、割合素直と言えばそんな感じで事が運ぶ。しかし何階だっけ? 担当者の名前なんだったっけ? とかはあって、しかし何とか見つけ出し面会にこぎつける。思ってたのとはちょっと違う感じの人だったけれど、結構陳情その他うまく行き、全国大会にもちゃんと参加してくれるそうだ。ありがとうございました。
 終了後昨年までの担当者とか後援名義に動いてくれた職員さんとかにも挨拶して、終了。いったん外に出て、目の前の日比谷野音前のカフェでコーヒーを飲む。緑が豊かで素晴らしいところである。ここでも話が弾んで本当に有意義だった。皆さん実際に日頃から素晴らしい活動をしておられる。頭が下がるし、僕らなんかと付き合ってくれることに対して、ちょっとだけひけ目さえ感じる。もう少しやれることがあるんだよな、反省反省。でも一歩づつ。頑張らないで、まじめにやろう。
 昨日までの雨のために靴底がはがれてしまった靴を履いている人は、靴を買いに消えて、後は三々五々に帰ることに。ここでしゃべりながら歩いていたせいで、一人の方と一緒に丸の内線に乗ってしまい(ほんとは日比谷線だと勝手が良かった)、隣の銀座で降りて乗り換える。さらに浅草線に乗り換えるつもりが、改札に成田空港行きと書いてあったので一旦外に出て、再度別の入り口探して入り直すが、よく分からない。駅員に聞くと、羽田でも問題なしという。いったいどういう事かわからなかったが、同じホームで大丈夫だった。驚かせないくれよな。しかし一方的に僕の勘違いだったわけだが。
 本当はまだ時間があったのだけど、つれの人たちは疲れ果てていて、おみやげ買ったりしたいのでとにかく空港に行きたい、とのことだった。まあうだるような暑さだし、銀ブラは断念して一緒に乗って帰る。空港内をなんとなく散歩して歩数を稼ぎ、読書したり水飲んだりして時間稼ぐが、なんと便は30分近く遅れた。この時間帯は地方への出立便が多すぎるのである(基本的に遅れがちだ)。飛行機の中では、疲れて文字を追うのがつらくなってしまった。それでも読んだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乾杯の前と宴会(その3)

2024-07-17 | 散歩

 本日参加組もそれなりにいるし、各自ホテルを取ってもらった関係もあり、いったん散会する。まだまだ外は雨で、いくらか雨脚は弱まっている感はあるものの、歩きにくい。懇親会場は遠く、まだ時間もある。待てないという声もあって、懇親会場の居酒屋の入っているビルの別の居酒屋で、乾杯の練習をすることになった。
 5時前だというのに既に別の客がいくつか居て飲んでいる。僕らのような背広組で、僕らのような人々なのかもしれない。実際の懇親会があるから乾杯の練習のあては腹にたまらないものということで野菜や枝豆などを食うが、やっぱりタコを食べようとか、なんだか焼いたものだとか、珍味だとか、気が付いたら一時間ちょっとで一人4000円。ビール2杯とサワーとかハイボールとかで、それなりにいい気分になってしまった。
 エレベータをさらにあがって、また注文受けていろいろ飲んで、もうあまり食は進まないという気分になったが、話の方は大盛り上がりで、ジャンジャン飲み続ける。ちょっと狭い会場だったし、移動がしづらく複数人と絡みにくかったが、それなりに皆騒がしかった。終わりに記念撮影して本当に散会。もういいだろうってことで、コンビニでワイン買って飲んだ。雨の所為なのかエアコンが壊れたという人の部屋があって、変えてもらったらしい。雨がひどいといろいろなことが起こる。
 翌朝は、一転晴れている。路面は濡れているものの(水たまりが結構ある)、やはり歩きやすい。気温が上がっている感じもあって、歩くには嫌な予感がするが、スイスイ会場について、朝のセミナーの準備をする。講師の先生も早々に着いて、雑談する。ここはそれなり便利だし来やすいところらしい。会員の一人はこの辺りに住んでいるそうで、自転車で数分だという。ここから都外に通勤しているということで、まったくいろんな人がいるもんだ。先日友人と飲んだ時も、この近辺に子供たちが住んでいると言っていた。学生だったり就職したりすると、この辺りに住むと便利なのだろう。ちょっと入ったら結構住宅がある訳で、土地を買ってまで住むには金がかかるのかもしれないが、ちょいと住むには勝手がいいのだろう。
 しっかりお勉強して(いやはや、ほんとにしっかり勉強してためになりました)、皆さんとお別れして、講師の先生や役員を伴って昼食会場へ移動する。遊園地の下をくぐってドーム球場の下の中華屋さんでランチ。僕らが座ると同じく、ドドドッと人がひしめくように店内に入って来て一杯になる。さすがだなあという感じか。講師の先生はフカヒレが有名といっていたが、ランチなのでホイコーローだった(もちろんスープもデザートもついていたけど)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日目はほとんど缶詰だった(その2)

2024-07-16 | 散歩

 ホテルの朝食は冷凍食品を部屋のレンジで温めて食べるもので、ごはんも小さい弁当箱のような炊飯器で炊く。水分量を間違えたのか、なんとなくごっちんだった。それにやはり冷凍食品の所為なのだろうか、焼き鮭は何とかなったが、豚汁は今一つの味である。時間もかかるし不便だし、これは不評であった(それなのに翌日もパンの方を食べてしまった。パンは食べられたが、ミネストローネのスープは今一つなのだった。おそらくだが、野菜たっぷりでヘルシーさを出しているのだが、冷食なので今一つなのだろう)。
 当日はあいにく朝から雨で、移動が大変だった。東京は地下鉄が便利なのだが、いくら駅から近い場所であったとしても、いったん外に出なければならなくなると、雨には降られる。それもそれなりの雨量である。ホテルから会議室会場まで10分くらい歩いただけで、足元も肩回りもびしょ濡れになってしまった。朝は通勤通学の人の流れもあるし、実際の人以上に傘で込み合い歩きにくかった。
 まだ交差点にはデカい選挙用ポスターの看板が設置してあって、さすがに東京の選挙はたくさん出るんだろうなあ、と思ったが、後で考えると都知事選だけで、これだけのスペースを埋めるのか、と思うと驚くばかりだ(後に50人以上が出馬したらしいと知った。あの掲示板でも足りなかったのだ)。昨日とは打って変わって雨で気温が下がり、背広を着ていても汗は流れない。しかしながら雨でぬれているので、エアコンが効きだすと微妙に寒いのだった。
 朝は専門部会の会議で、三つの島をテーブルで作り、それぞれで話し合いをしてもらう。僕は流れで広報に混ざっている。ふた月ほど前にズームで話はしていて、今回発行の分はだいたい出来がっている。少し趣向を変えた特集などがあって、思った以上に成功している感じだった。校正が済んだらひと月もたたないうちに発行できるだろう。今後の特集の企画案なんかもあれこれ出して、年に三回発行の記事の案はだいたい出来上がる。依頼先の担当も決めて役割分担を終える。入れ替わった人もいて引継ぎもできたようだった。
 午前が終わって昼飯なのだが、これも雨である。参加者も増えてきて、それぞれバラバラに店を探して散っていく。僕らは坂道を下った先のファミレスに入った。ふつうのチェーン店で、ロボットが料理を運んでいる。トマトソースのパスタを食べたが、思った以上にもっちり緬で、なんだか食べにくいのだった。こういうのが巷では流行なのだろうか。支払いはペイペイで、これも店員がいないのだった。
 午後は運営委員会で、久しぶりなので自己紹介だけでも40分。それなりに皆まじめに会議ができた。決め事もちゃんとできた。協議会で実施している会員調査の内容がちゃんと評価され、会員施設はそれなりに恩恵を受けているところが多いことも知った。さすがにちゃんとやっている事業所が多い団体なのである。素晴らしい。うちも頑張んなきゃな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水道橋近辺を行く(その1)

2024-07-15 | 散歩

 久しぶりに出張で上京した。今回は事情があって水道橋に会議室を借りた。事情と言っても単純で、都合の広さの会議室が安くで予約できたためである。会議は午前からの予定だったので、準備もかねて前泊した。会議の場所は水道橋から本郷三丁目駅方面へ少し上ったところにあった。少し分かりにくい面構えだとはいえるが、交番も近いし(後で知ったが、交番の窓に会議場の道案内地図が張ってあった。よく聞かれるという事なんだろう)、なんとかなるだろう。
 今回は夜には居酒屋での情報交換会(懇親会)もあるし、また翌日もセミナーをやる。セミナー講師と昼食会も別会場だ。道を挟んで先向かいには、後楽園の東京ドーム球場がある。遊園地の遊具も見える。ひときわ目立ってそびえたっているのは、東京ドームホテルである。155m、43階建て。東京は高層ビルが多い訳だが、それでもこの地区では高さが際立っている。懇親会場はJR水道橋駅の西口近くのビルで、昼食会場は後楽園飯店だった。会議場からは徒歩10分はある。この日は6月とはいえうだるような暑さ。それらの会場を確認のため見て回るだけで、汗でドロドロになってしまった。おそらく最短ルートも分かったし、確認したらどこか見学しようか、ということになった。
 地下鉄にのってどこかに行ってもいいのだが、近くで、と言われたので、じゃあほんとに歩いて行けるところで、神保町の古本街ということになった。僕としては若い頃の出張のなじみの場所だ。それに散歩として歩数を稼ぐには都合がいい。水道橋は神田川に架かる橋である。歌に聞く神田川は風情がありそうだが、実際には深い溝に流れる水路のような濁ったものだ。その上に高速道路なんかが交差したり蓋したりしていて、鬱蒼という感じである。
 それを抜けて神田方面には多くの学校があるようで、いわゆる大学が立ち並んでいるという感じになっている。だからなのか古本屋だとか、カレー屋だとか蕎麦屋、喫茶店なんかが結構ある。中古レコード、楽器店、スポーツ用品スキー用品なんかも目を引くところだ。学生が立ち寄るところに僕らも立ち寄らせてもらう、ということか。小さな出版社も結構あるようで、聞いたこともない出版社の名前の看板が、あちこちにある。ビルの何階かに事務所や古本店などが入っている様子で、まさしく混沌としている。だんだんとそういう街並みの様相を眺めて、有名なスズラン通り等も冷やかした。別に本を買う目的でもなかったので店先の安売りの本を眺めた程度なのだが、この混沌ぶりは理解してもらえたのではなかろうか。
 ひときわ目立っていた三省堂のビルは、建て替えのためなのか平地になっていて、着工の準備がなされていた。実際に古本店を冷かしているのはご年配のリュック姿が多く、本を漁っているのは今は若者ではなく常連の老人なのかもしれない。歩いている若い人はいるが、店には高齢者ばかりなのだった。まあ、僕も今となってはアマゾンばかりなのだが……(若くも無いし)。
 さすがにつれの人にも疲れが見えて、帰りは電車一駅利用した。宿泊先ホテルに一休みして、その後食事となった。他にも前泊しているという情報のある別の同業の人を誘って、居酒屋で一献。久々に会うこともあって、なかなかに愉快な夜となった。もう一軒も居酒屋のはしごで、なにか日本酒とか奇妙なものを飲んだ。怪しいガールズバーなどがあるのは見て取れたが、もう怪しいのはいいか、ということでコンビニで解散したのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貯金が減ったら、足すよりない

2024-04-12 | 散歩

 雨の日が続き、歩数が鈍化した。休みの日なら、地元のジャスコ(イオンとは、僕らはいまだに言わない)の中を、つれあいの買い物が済むまでグルグル歩いたりできるが(※これも時間を多めに設定してもらって、あえてゆっくり買い物してもらうようにしている。つれあいは買い物が早すぎるので、歩いている時間の確保には物足りないのである)、平日の仕事のある日には、なかなかそういう訳にはいかない。仕事の行き帰りに、広めの店内のあるドラッグストアに寄ってもいいのだが、数分の滞在くらいしか精神的にできそうにない。僕は気が小さいので、気が引けることはできない。
 傘をさして歩くことも無いでは無いが、今回の天候は、風を伴う日が多かった。傘を必死で支えながら、それでも雨粒に体の部分的なところが濡れる状態はつらいものがある。そんなことをしながら散歩して歩数を伸ばすというのは、やっぱり馬鹿げた行動のように思える。僕は気が小さいので、そんな風に人に思われるような行動はとりにくい。だってなんだか恥ずかしいのである。
 それでも歩数のたくわえのようなものがあって、前半において歩き貯めの様な事になってもいて、万歩計による平均の歩数表示は何とか目標値以上を保ってもいた。そういうのは心の余裕にはなるが、歩くモチベーションにはかえってマイナスのところがある。意地を出して歩かないでも、明日があるさ、ということか。そうするとみるみる平均値というのは崩れていく。翌日になってその現実の数字を見ると、いわゆる自責の念というのが湧いてきて、ちょっと自己嫌悪に陥る。こんな些細なことで心のダークサイドが首をもたげてくる。やっぱり毎日の行いこそが自分を支えていることは間違いなくて、その積み重ねの先にローマがあるのである。まあ、ローマは滅びてしまったが……。
 そういう訳で巻き返しである。人生は刻んでなんぼである。午前も昼も、そして夕方も。少しでも外に出て、歩いて行こう。なんだかそれも馬鹿っぽい行動かもしれないが、小さな精神衛生上には、薬になることなのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

波佐見 嬉野 柳川散歩

2024-02-14 | 散歩
 一度山登り。中尾山頂上付近。遠くに登り窯跡など見えます。



 稲荷神社。


 中尾山地区は陶郷、といったところで有名なんですが、僕はほぼ地元近くにありながら、おそらく30年以上足を踏み入れたことがありません。その30年前も、誰かを迎えに行って帰ってきただけという、見学も何も無し、だったような気がします。改めて来てみて、こんなところが日本にあったんだなあ、って感じっすかね。凄いです。


 そんでもっていろいろ端折りますが、予定変更して山を下りて寿司屋さんでセットメニューで寿司を食べたのですが、その前に出てきたちゃんぽんでもう十分に腹いっぱいになってしまいました。もちろんおいしかったです。寿司の写真は撮り忘れました。


 西の原近辺散策して、公会堂観てきました。


 中央小学校(今は移転して無い)の体育館として使われていたそうです。二度も取り壊しの危機に瀕し、何とか生き残ったりっぱな文化建築であります。
 本当に美しくもあり素晴らしい。こんなの簡単に現代では作れませんね(よくは知らんけど)。


 バスケットの試合も盛り上がったことでしょう。


 天井は宇宙人が住んでもいい感じ。


 外観も立派。


 隣の小学校跡地には、二宮金次郎さんがおられました。


 と、波佐見はここまで。
 移動して嬉野へ。隣町ですが県を跨ぎます。波佐見は隣の有田や嬉野や、どちらかというと佐賀との関係の深い町なのです。



 美肌の神社と聞いたのだが、国体改め国スポ大会を盛り立てている、という事らしい。写真に撮る訳にはいかなかったが、熱々カップルがおられ、僕はおりづらくすぐに退散しました。


 振り返るとこんな感じ。


 公衆温泉シーボルトの湯。


 鉄の橋を渡る。


 川沿いに手作り提灯が並べられていて、まちを盛り上げている様子である。やはり歩いているのは外国人中心みたいです。


 今度は赤い橋を渡る。


 普通の人も住んでいるんだろうけど、小さな旅館など宿泊施設がたくさんあります。


 なんかゆるくお祭りやってるみたいですね。幻想的な灯篭なんでしょうか。





 ということで夜にはいろなことあったはずだけど写真は無し。

 朝になって朝ご飯。



 今度はまたレンタカー借りて移動します。
 ついたのは柳川。
 いきなり川下り。


 一時間。知らない人と一緒にこたつに入って川下り。若い船頭さんの歌を聞きながら、なかなか楽しかったですね。


 そして昼も過ぎてましたんで、これも名物鰻であります。
 これがあたりでめっちゃうまかった。熱くてなかなか食えないのだけど、焦りながら必死で食いました。



 ひな祭りの準備でしょうか。まったくいいところであります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大分散歩(出張)

2024-02-10 | 散歩
 今回は列車の旅。鳥栖駅で乗り換えると、ほぼ僕の周りは外国人だらけでした。韓国にタイ、そして中国(台湾かも)。イスラム圏の女性もいたけど、何処の国でしょうか。


 湯布院経由で着いたのは大分。九州で最も東に位置し、朝が早いことから鶏の像があるんだそうです。そういうものですかね。


 この日はちょい雨。傘さしてる人もいるけど、ちょっとなのでさしてない人の方が多いかも。


 駅前の偉い人銅像は、キリシタン大名大友宗麟公。詳しくはググってね。


 そうしてザビエル公。こちらの像が低く設置してあるのは、あえて誰もが触れられるような配慮なんだとか。その為にいたずらする事件もあったそうだけど(カーネルサンダースとかサザエさんの波平像とかもそんな被害に遭ってますけど)、考え方としてはなるほどであります。


 道を渡ってアーケード内へ。もう雨も問題なし。


 一度会場にも着いたけど、何しろ一時間以上間があるみたい。泊り予定のホテルに荷物預けちゃったんで、文庫本も手元に無し。そりゃ、歩くしかないでしょ。
 で、近代的なのが大分県立美術館。


 10号線と197号線がぶつかる交差点。歩行者はどっちに行くかで人生はかなり変わります。


 車の少ない道を歩くことにしました。なんとなくみすぼらしい家を見ると写真撮りたくなります。


 こちらにもあった。


 稲積水中鍾乳洞の看板があったのでググってみると、大分でもここからだいぶ内陸のキャンプ場を兼ねたところらしい。2億年とか前に一度鍾乳洞ができた後、8千3百年前の阿蘇の噴火で水没したのだとか。スキューバダイビングで見学するらしい。うーむ。


 と、前に見えるは神社のようだ。創建950年の上り旗が見える。


 そうですか立派ですね、と一度は通り過ぎたのだが。


 この鉄製鳥居が有名らしい。


 さらにぼちぼち行くと、デカいフェリーのサンフラワー号が駐留していた。


 一度乗ったことあるんだよね。まだ僕らが小さい頃に家族旅行で。お風呂の水がジャンジャンあふれてて、子供心にもったいなく無いのかな、と感じたことだけ妙に記憶に残っております。


 ここにもあった。ちょっとボロめ。


 湾岸公園。ここから戻れば、だいたいちょうどいいと踏んで、U-turn します。

 
 もと来た方向にジグザグに歩いて時間調整して、会場のホテルに入ると、もう汗びっしょりになってしまった。外は寒く会議場は暑い。


 会議終了後は懇親会になって、大分の河豚の話で盛り上がって、大分というのはおいしいものが多いね、(というか皆さん家族旅行などで結構いらしているご様子でした)というお話でした。中央行政、九州各県事情、さまざまな情報を仕入れてまいりました。たまには偉い人の話も、聞いておかねばなりませぬ。



 ということで一夜明けて、ホテルから県庁方面に散歩しました。
 お堀の中の神社。



 歩道のみの道ですが、おそらく暗渠でしょう。


 日本の芸術は裸が多くて外国の人は驚くそうですが、日本人は外国のモノこそ裸が多いので真似した、という歴史があるそうです。そういうことはまた今度。


 ぶらつきそこなった夜のまち。


 ジャングル公園。


 で、こっちは若草公園。


 SLもあるんです。ずいぶん前にはジャングル公園にもSLがあったという話を誰かしてました。ググってても出てこないし、真偽のほどはどうなのか。


 ということで汽車(電車だった)の時間もありますんで、お開きということで。


 帰ってからもまたなんかあるんだよな。列車に揺られてそのことは考えながら帰りましょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする