◆◇◆『1日5分 頭がよくなる習慣』佐藤伝(さとう・でん)著(中経出版)より◆◇◆
勉強が苦手な人でも驚異的なスピードで成績を上げた!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②マイナスイメージの言葉は口にしない
注意したいのは「アガりませんように」「緊張しませんように」など、マイナスイメージの言葉を使わないことです。
後ろに「~~しませんように」という否定語をつけても、脳は「アガる」「緊張」という、最初に来た意味のある名詞をインプットしてしまいがちだからです。
野球で二死満塁のピンチを迎えたとき、ピッチャーマウンドに駆け寄るコーチが、「高めだけは投げるなよ」という言い方をしてはおしまいです。
ピッチャーの脳と筋肉は「高め」だけに反応し、彼は自分でもわからないうちに高めの投球をしてしまうことでしょう。
ここは「低めに投げて、うまいビールを飲もうぜ」と言うのが正解なのです。
同じ理由で「難しい」「大変だ」もNGワード。
授業で「難しいからちゃんと聞いていろよ」と前置きする教員がいますが、まったくの逆効果。
「難しい」という言葉が耳に入ってきたとたん、生徒の意欲や気持ちは閉ざされてしまいます。
理解させたいなら「今からすごく楽しいことを教えるぞ」が効果的なのです。
自分で机に向うときも「数学、難しいんだよなあ」「わからないんだよな、英語は」などと決して口にしないこと。
口にしたとたん、その言葉が全身にしみわたってしまいますよ。
「数学か! 脳のトレーニングとしては、結構面白いかもね」くらいのことを言ってから始めると最高です!
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私の考え方なのですが・・・。
本当に自分の頭を使って考えたと。
それでも解けない算数・数学の問題があったとします。
これは「難しい」で大丈夫です☆
解答・解説があっても、難しい場合はあるものです。
自分で努力したあとなら、「難しい」と言ってもらってよいですよ。
算数や数学の場合、あとは人に教えてもらうしかないと思います。
「ここの部分が、なぜこうなるのか?」
このように、具体的に質問してくださいね。
では、どのようなときに問題があるのか?
子どもの学力と問題の難易度を見つつ、私の判断ですが・・・。
● 考えていない
● 試行錯誤していない
● 時間があるのに、時間を使っていない
・・・それなのに、「わかんない」と言っている場合ですね★
そう言うことがクセになっているのか?
そう思うこともあります。
問題を見た瞬間に、反射的に言うというのか・・・。
変な反射神経が発達しています★
挑戦しないのに言い訳から始めていたら・・・。
それは「できる人」にはなりにくいですよね。
普段温厚な(?)私に怒られる可能性がありますよ。
「そう言っているから、できないんだ!」と。
さて、私が難しい内容を説明するときです。
やはり、「ここは難しいから」と言っていますね。
でも、これはいいかなと思っています。
私が、何でもかんでも「簡単、面白い」と言っていたら・・・。
子どもが共感しないと思いますので。
実際、「これは難しいなあ~」という問題はありますからね。
「夢の実現を妨げている最大の要因は、あなた自身である」
(『あなたの潜在能力を引き出す 20の原則と54の名言』〔Discover〕より)
・・・次回へ続く。
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