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埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3理社 北辰テスト対策講座(23年度 第6回)

2011-11-05 | 本日の授業

Cimg3785

写真は、111105、中3の北辰テスト対策講座です。

平成22年度の理科の過去問、カンタンでしたね~。
近年まれにみるカンタンさだった気がします。
難しいのは、「D問題」、硝酸カリウムの計算問題だけです。

この問題は、計算の道筋プリントを作って解説しました。
でも、最難関校狙いの人以外は、この問題にこだわらずに・・・。
他の問題をすべて正解させてほしいです。

写真の問題は、もう1問のカンタン目な計算問題です。
写真に撮る問題は、なるべく図か絵がほしいですよね。
理由は、楽しい雰囲気になるからです♪

問題「潜水艦が真下に向けて超音波を出します。以下は、海底ではね返って戻ってくるまでの時間です。図2は、海面から836mの深さまでもぐりました。そこでの時間は0.4秒でした。図3は、海面からです。そこでの時間は1.5秒でした。」

(1)海中を伝わる超音波の速さは何m/秒ですか。

(2)海面から海底のA地点までの深さは何mですか。

これって(1)と(2)、両方正解しないと○をもらえません。
だからなのか・・・。
あまり難しくないと思うのですが「D問題」です。

でも、よく写真と問題を見てください。
「山びこの速さは?」などの「往復する」問題もありますよね。
けっこうベタな問題です。

小学生の知識である、「速さ・時間・距離」しか使いませんよ~。
つまり、小学生でも解けると思います。
必ず、線分図をかいて正解させてほしいです。

できない子どもは、決まって線分図をかいていない・・・★
もしくは、問題文をしっかり読まないで、なんとなく計算している。
もしくは、考える前から「難しい」と思い込んでいる・・・。

(1)海中を伝わる超音波の速さは何m/秒ですか。

まず、片道の時間を求めます。

図2の片道の時間 0.4×1/2=0.2(秒)
図3の片道の時間 1.5×1/2=0.75(秒)

線分図に書き込んでください。

次に、836mのところの時間を求めます。

 0.75-0.2=0.55(秒)

線分図に書き込んでください。

ラスト、863mで0.55秒のところの速さを求めます。

 836÷0.55=1520(m/秒)

答えは「1520m/秒」です。

(2)海面から海底のA地点までの深さは何mですか。

海面から海底までの距離をxmとします。
図3の線分図に書き込んでください。

そうすれば、あとはいつもの比と比の値の式を作るだけです。
ここでは「距離:時間=距離:時間」の式にしています。

 836:0.55=x:0.75
    0.55x=627
      x=627÷0.55
      x=1140(m)

答えは「1140m」です。

Cimg3788

↑できましたか?

普通「D問題」だと複雑で、パソコンで解説を書くのは難しいのです。
でも、今回はできてしまいました。
だから、正解しやすい問題だと思います♪

間違えるパターンは、往復の時間のまま計算をしていて・・・。
最初に、片道に直していない、「×1/2」をしていないことです。
やっている中3が、いるようでした★

公立高校第一志望の中3生は、ぜひ理社で点数を稼いでください。
他の教科は、得意・不得意ができてしまいがちなので・・・。

そして、最後は冷静に北辰の偏差値【SS】を見て・・・。
志望校を決めてくださいね。
北辰は、明日を含めて、あと3回だけになりました☆

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↑時間に余裕があれば、見直しと「D問題」を考える、ですね。

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コメント
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