◆◇◆『成功するためのシンプルな法則』北野泰良(きたの・やすよし)著(あさ出版)より◆◇◆
自分の「本気」を引き出すこと!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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③「何を求めて」働くのか
“成長企業の忙しさ”の受け取り方は、そこで何を「手に入れたい」かによって変わってきます。
たとえば、自分の息子が、甲子園常連校の“強い”野球部に入りたいと言い出したとします。
この場合、私は、息子とじっくり話をします。
その覚悟を確認するためです。
「どうして野球部に入りたいんだ?」
「どうしても甲子園に行きたいんだ」
「甲子園に行くって、簡単に言うけど、練習はかなり厳しいと思うぞ。レギュラー争いも熾烈だと思う。それでも、どうしてもやりたいのか?」
「はい。俺、頑張るよ」
「だったら、最後までへこたれずにやり抜けよ」
彼には、「甲子園に出る」という「手に入れたいもの」がある。
だから、そのための練習の“厳しさ”については、当然覚悟しているわけです。
「甲子園に出る」ことが、彼にとって本当に「手に入れたいもの」である限り、彼は部を辞めずに努力するでしょう。
親としては、息子のその気持ちが本物であると感じられれば、認めざるをえません。
あとは黙って応援することになると思います。
大切なことは、本人の「手に入れたいもの」が、はっきりしているかどうかです。
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110324、テレビ番組の『カンブリア宮殿』を見ました。
この日は、「(小惑星探査機)はやぶさ」の特集でした。
ゲストは、宇宙航空研究開発機構JAXA教授、川口淳一郎さん。
「はやぶさ」プロジェクトマネージャーです。
「はやぶさ」の地球への帰還は、感動的でしたね☆
030509に打ち上げ。
051120に小惑星イトカワに到着。
故障などで満身創痍になりながらも・・・。
100613に地球に帰還。
自身は燃え尽きても、微粒子の入ったカプセルを残しました。
このプロジェクトのスタッフは、およそ50人の科学者でした。
多くの科学者が一致団結できた理由・・・。
これも、「手に入れたいもの」がハッキリしていたからです。
科学者たちの「手に入れたいもの」とは?
それは、「はやぶさ」を地球に帰還させることでした。
「手に入れたいもの」をハッキリさせた時点で・・・。
科学者たちのモチベーションを発揮する場は、整っていたといいます。
言い換えると、ゴールを明確にするということですよね。
「やる気出すには目標80%、達成20%」
私は何かの書籍で読みました。
目標、ゴール、「手に入れたいもの」。
これらを決めたときに・・・。
その後の行動や結果さえも、決まっているのかもしれませんね☆
「明確なゴールを掲げよ」
(川口淳一郎 宇宙航空研究開発機構JAXA教授)
・・・次回へ続く。
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