写真は、111120、中3理科の授業です。
篠津中、第3回定期テストが、111121&111122ですね。
前日の日曜日に、中3の定期テスト対策講座です。
日曜日は、次の日にテストがある理科を中心に勉強しました。
今回の理科の試験範囲は、主にイオンのところですね。
新しい学習指導要領で、増えたところでもあります。
アビット新白岡校では、補助教材をもとに勉強しています。
イオンのところは、覚えることがたくさんありますね。
● イオンの名前と化学式
● 電離のイオン式
● それぞれの実験
イオンの名前や化学式などの暗記物をやってから・・・。
水溶液中の動きを理解しつつ覚える感じです。
写真は、中和をしていくイオンの様子を図で説明しています。
塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和です。
これは初歩なので、自分でも描けるといいと思います。
● 最初のビーカー(左端=塩酸が入っている)
「水素イオン」×2
「塩化物イオン」×2
→ 水酸化ナトリウム水溶液×1を加える
● Aのビーカー
「水素イオン」×1(水酸化物イオンと反応して、ひとつ減った)
「塩化物イオン」×2
「ナトリウムイオン」×1
「水」×1(水素イオン+水酸化物イオン)
この時点では、「水素イオン」があるので酸性です。
→ 水酸化ナトリウム水溶液×1を加える
● Bのビーカー
「水素イオン」×0(水酸化物イオンと反応して、またひとつ減った)
「塩化物イオン」×2
「ナトリウムイオン」×2
「水」×2(水素イオン+水酸化物イオン)
この時点で、水溶液全体が中性になります。
→ 水酸化ナトリウム水溶液×1を加える
● Cのビーカー
「水素イオン」×0
「塩化物イオン」×2
「ナトリウムイオン」×3
「水」×2(水素イオン+水酸化物イオン)
「水酸化物イオン」×1
この時点では、「水酸化物イオン」があるのでアルカリ性です。
こんな感じで変化していきますよ。
あと勉強した中和は、硫酸に水酸化バリウムを加えたパターンです。
この日は、過去問も勉強しました。
中和そのものはテスト範囲ではなかったのですが・・・。
電離のところで、写真のように図を描けという問題がありました。
それは、塩化銅が電離したときの・・・。
銅イオンと塩化物イオンの図でした。
さて2011年度は、どんな図を描けという問題が出るでしょうか?
ただ過去問には、テキストにあるような計算問題はありませんでしたね。
計算問題は、北辰テストで出題されるかもしれません。
定期テスト用には、説明と定着問題あたりをキッチリ覚えましょう☆
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