写真は、120901、中3北辰テスト対策講座(理科)です。
問題「1秒間に50打点する記録タイマーを使って、斜面を下る台車の運動のようすを記録した。紙テープは5打点ごとに区切って切り離し、並べてはりつけた。紙テープがある間の、斜面を下る台車の平均の速さは何cm/秒か」
「C問題」ですが、けっこうベタです。
「速さ・時間・距離」の計算ができれば、できると思います。
解答・解説は、写真の右半分ですよ~。
さて、今回は「見直し」の話をします。
できる人の特徴のひとつは、見直しをすることです。
ここでいうできる人とは・・・。
北辰テストの偏差値が【SS 65】以上くらいでしょうか。
できる人は、一通り解き終わったとしても・・・。
時間がある限り、見直しに時間を使っている印象があります。
「ああ~、これホントはわかってたのにい★」
だから、あとからそんなことを言うことがありません。
その結果、【SS 65】以上取れているという流れです。
【SS 60】くらいだと、まだ見直しが甘い気がします。
過去問を勉強してマルを付けると・・・。
「これは、できるだろ~★」という問題が2問くらいあるのです。
「よく読めば、見直しをすれば、本当はできた」
そんな間違いをなくして、精一杯の点数を取ることです。
それには、見直しが最適だと思いますね。
さて、【SS 40】台のできない人の場合です。
何とか一通り解いて終わりになることが多いでしょう。
とにかく、解答欄に何か埋まれば終わりだと★
何か埋める努力はよいと思います。
でも、時間がまだある場合は、やはり見直しをすることですね。
知識とは別に、問題文、グラフや表の見間違えはあります。
それは、よく読めば、よく見ればわかることだったりします。
「何か埋めて終わり」から、一歩前進してほしいですね。
さて、こんな話をすると、決まって言われることがあります。
「見直しをして変えたら、逆に間違えた。見直しは意味がない」
・・・まあ、確実にできない人から言われますね★
でも、ここで問題なのは、見直しではありません。
問題は、本人のアイマイな知識、アイマイな計算力、アイマイな表現力です。
結局、何が正解かわかっていないということです。
だから、自分が書いた答えを見直したときにブレる。
「あれ? さっきはいいと思ったけど、ホントは違うっけな?」
こんな感じでしょうか。
正解はわかっていないわけです。
その結果、迷って最初の答えを変えてしまう。
そして、間違いになってしまう・・・。
本人の知識、計算力、表現力が、しっかりしている場合は・・・。
おそらく、こんなことはありません。
見直しをして、最初に書いた答えが違っている場合です。
「おお~、アブナイところだった。よく読んでなかった」
そして、正しい答えに書き直すことでしょう。
見直しをして、最初に書いた答えで間違えない場合です。
「よし、問題文と図を見直したけど、やっぱりOKだな」
これは、そのまま直さないで次にいくことでしょう。
これで、見直しそのものは悪くないということがわかりましたか?
大事なのは、自分が正解か間違いかを区別できること。
つまり、普段の勉強をしっかりしておくことですね。
その上でなら、見直しの重要性がわかっていると思います。
ただ、どんな学力であれ、単なる見間違いということはあります。
これは、知識がなくても気がつく間違いということです。
ここでも、見直しで2問くらい正解が増える気がしますよ。
どんな学力であれ見直しをして・・・。
自分の精一杯の点数が取れれば、ひとまずよしとしましょう☆
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