写真は、120918、中2数学の授業です。
過去問を勉強していますよ。
問題「A君とB君の2人は午前8時50分に、家から20km離れた湖にサイクリングに出かけた。はじめは毎分280mの速さで走り、途中から速さを毎分320mに変えて走ったら、午前10時に湖についた。2人が速さを変えた時刻や地点を知るために、A君とB君は次のような連立方程式を作った」
1つの問題から、2つ(2セット)の答えが出ますよね。
1つは、はじめの道のりをxm、途中からの道のりをym。
もうひとつは、はじめの時間をx分、途中からの時間をy分。
さて、何をx、何をyと決まったら、式をつくりましょう。
● はじめの道のりをxm、途中からの道のりをym
上の写真の線分図(上)を見てください。
まず、「はじめの道のり+途中からの道のり=合計の道のり」が出ます。
そのまま足せばいいので、ラクですよ。
20kmの単位を変えて、式に合うように20000mにしています。
→ x+y=20000(m)
次に、「はじめの時間+途中からの時間=合計時間」が出ます。
時間は、もちろん「道のり/速さ」(分数)を使いますよ。
8:50に出発して10:00に着いたので、70分間かかっています。
→ x/280+y/320=70(分)
この2つを解くと、2つの道のりが出ますね。
● はじめの時間をx分、途中からの時間をy分
上の写真の線分図(下)を見てください。
まず、「はじめの時間+途中からの時間=合計の時間」が出ます。
そのまま足せばいいので、ラクですよ。
→ x+y=70(分)
次に、「はじめの道のり+途中からの道のり=合計の道のり」が出ます。
道のりは、もちろん「速さ×時間」を使いますよ。
→ 280x+320y=20000(m)
この2つを解くと、2つの時間が出ますね。
さて、問題です。
2人が速さを変えたのは何時何分ですか。
時間を出したいので、xとyを時間にしたほうを解きましょう。
すると、「x=60、y=10」となります。
「x=60(分)」が、はじめの道のりで走った時間でしたよね。
出発は午前8時50分です。
なので、8時50分に60分を足せばいいのです。
答えは「午前9時50分」となります。
篠津中の体育祭が、120915にあったばかりです。
2学期は体育祭の練習ばかりで、ほとんど授業はやっていません。
でも、第2回定期テストが120926にあるわけです。
今回のテスト範囲は、「連立方程式」の最初から最後まで。
狭い印象です。
あまり「定期テスト対策やらなきゃ」と力まなくてもいいような?
なにせ、普段から「はじきの問題」「池の問題」など・・・。
「復習プリント」で復習をしてもらっていますからね。
できる人は、2週も3週も、対策指導は必要ない気がしました★
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