ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

Q 08「いつか、自分から『勉強のやる気』は出るものですか?」

2010-07-06 | 塾と勉強 Q&A

◆◇◆塾と勉強 Q&A 08◆◇◆

Q 08「いつか、自分から『勉強のやる気』は出るものですか?」

A 08「出るかもしれないし、出ないかもしれません」

「やる気が出るかどうかは、自分次第ですから・・・」

保護者の方から、そう聞くことがあります。
モチロン、その通りです。
では、お子さんに任せて、そのまま待ち続けますか?

勉強は、部活、スポーツ、ゲーム、テレビ、ケータイ、マンガ・・・。
子どもの好きなものとは、基本的に逆を向いています。
楽しくないかもしれないし、すぐに成果は出ません。

もしかすると、子どもの好みと逆を向く勉強のやる気は・・・。
自主的に出すのは、難しいかもしれません。

それに気づいたときは、もう遅いかもしれませんね★
埼玉県の中学生は、中1、中2の学校の成績から・・・。
高校入試にて点数化されますよ。

たとえば、平成22年度入試の埼玉県立大宮高校を見てみましょう。

通知書(調査書=学校の成績)の点数は、180点分です。
「中1:中2:中3」=「1:1:2」となっています。
これは「45点:45点:90点」ということですね。

1学年で、1教科5点(5段階評価)が9教科分ですからね。
中1と中2は、そのままの45点満点。
中3は、2倍して90点満点で、高校入試の資料になりますよ。

中1と中2がオール3なら、「27点+27点=54点」です。
中1と中2がオール5なら、「45点+45点=90点」です。
中3で同じ成績だとしても、もうかなりの差がついていますよね★

中1から勉強の勝負は始まっています。

中3だけ頑張った子どもよりも・・・。
中1、中2から頑張っていて、中3でも頑張った子ども。
こちらの方が、高校入試では有利になるということです。

まあ最後は、学力検査の点数を取れるかどうか・・・。
これが大きいですけどね。

では、どうしましょうか?
まずは、行動することですね。
この場合の行動とは、モチロン勉強することです。

勉強する仕組みに、お子さんを乗せてしまいましょう。
学力が普通くらいのお子さんなら、成果が出やすいです。

成果が出ると楽しいですよね。
周囲からも、褒められたり、認められたり、評価されたり・・・。
実は、勉強のやる気は、ここで出ますよ!

「ああ、やればできるもんだな。大変だけど、もう少しやるか」
「勉強すれば成績上がったな。あの先生の言うとおり、続けてみるか」
「小学校の算数を勉強しておいたから、中学校の数学もイケルなあ」

勉強のやる気は、待っていても自主的には出ないかもしれません。
そして、勉強のやる気は、早く出れば出るほどオトクです。
まず、行動することが必要だと思いますよ☆

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