写真は、100629、中2数学の授業です。
期末テスト1週間前なので、昨年度の問題を勉強しています。
当然、連立方程式の計算だけの問題もありますね。
加減法か代入法で解きなさいと、指示もあります。
こちらは、ある程度カンタンですよね♪
問題は、連立方程式の文章題だと思います。
昨年度の問題は、「みはじ」と食塩水(と、あと1問)です。
どちらもベタな問題で、アビットのテキストでも勉強しました。
ただ・・・、子どもによっては「式の型」を忘れている★
「集団指導(授業)→ 家庭学習 → 個別指導(確認テスト)」
このアビットのサイクルで、一度はマスターしたはずですが。
もう少し時間を使って、プリントなどで繰り返さないと。
K先生と、指導時間終了後、対策を話し合ってしまいました。
まず、図がかけるかどうかだと思います。
式が作れないということは、図もかけないでしょう★
文章だけ読んで式が書けるほうが、レベルが高いですから。
写真左は、「みはじ」の文章問題です。
問題「ある人がA地点から8kmはなれたB地点へ行った。A地点から途中のC地点までは時速4kmで歩いて、C地点からB地点までは時速3kmで歩き、全体で2時間30分かかった。A地点からC地点の道のりと、C地点からB地点までの道のりを求めなさい」
そんなわけで、写真左が「みはじ」の線分図です。
学校の描き方とは少し違いますが、こちらがBESTでしょう。
スッキリしているし、式にしやすいし♪
まずは、「道のり」の式が書けますよね。
「道のり」の合計8kmが、問題文に書いてありますから。
xkmとykmを足すだけなので、カンタンです。
次は、「時間」の式が書けると思います。
「時間」の合計5/2時間が、問題文に書いてありますから。
「時間」=「道のり」/「速さ」です。
線分図の中で、すでに・・・。
“「道のり」/「速さ」”の分数の形になっているのがわかりますか?
なんとも式にしやすい、便利な線分図になっていますよ~♪
これで、「時間」+「時間」=「合計時間」の式を書きましょう。
式が2本できれば、あとは計算です。
計算は、自分でできますね。
写真右は、食塩水の問題です。
問題「8%の食塩水Aと18%の食塩水Bを混ぜて、15%の食塩水Cを600g作ります。Aを何g、Bを何g混ぜるとよいですか」
そんなわけで、写真右が食塩水の表です。
イキナリ式が書ければ、それでノー問題です。
ただ、この表をかくと、式が完成しやすいですよ。
ひとつのタテラインが、食塩水を混ぜる(足す)式です。
もうひとつのタテラインが、塩を混ぜる(足す)式です。
基本は、小5の割合「割合×全体=実際の数字」ですね。
連立方程式の文章題は、繰り返しが必要な場合がありますね。
中学校の中間・期末では、そんなに難しいものは出題されません。
ベタな「式の型」を定着させましょう。
テスト前、少し来る回数を増やして、繰り返したいところです☆