写真は、071220、中3数学の授業です。
この日で、数学使用テキストの年間カリキュラムは終了です。
12月分は、入試に直結する内容でした。
あとは、主に高校入試の過去問を勉強していきましょう。
写真は、私立高校入試問題で見かける問題です。
問題は「図のような正四角錐P-ABCDについて、次の問に答えよ」。
「(1)高さPHを求めよ」
「(2)内接球の半径rを求めよ」
今まで勉強してきた知識で充分対応できます。
でも、これ系の問題を勉強したことがなければ、やっぱりアセりますよね。
一度、解いておけばノー問題ですよ~♪
「(1)高さPHを求めよ」
● 底面の対角線を三平方の定理で求めて、それを半分にする
● 上の長さ、三角錐の斜辺、高さxから、三平方の定理で求める
まあ、(1)のほうはカンタンなんですな~。
「(2)内接球の半径rを求めよ」
● ADの中点をE、BCの中点をFとする
● △PEFとして、スパッと切る
● PE(=PF)の長さを、三平方の定理で求める
● 断面図より、△PEFの面積を半径rで表す → 8r
● △PEFの面積を求める → 8√2
● したがって「8r=8√2」を解けば、半径rが求まる
ザックリ書いていくと、(2)は、こんな感じです~。
何度か三平方の定理を使うこと。
イチイチ図を描いて、長さなどを書き込んでいくこと。
・・・このあたりがポイントだと思います。
断面図の考え方は、中2の「円」で勉強したものです。
まあ、学校の教科書には載っていませんが★
数学は、中2の内容が特に大切なのですね。
そして、中2の「円」を入りやすくするには・・・。
中1の「平面図形・立体図形」ができていてほしいところです。
中1の「平面図形・立体図形」を入りやすくするには・・・。
小6の「体積」ができているとよいですね。
小6の「体積」を入りやすくするには・・・。
小5の「面積」「円と正多角形」ができていることが条件です。
小5の「面積」「円と正多角形」を入りやすくするには・・・。
小4の「面積」ができているとよいですね。
「まあ、中3になってから気合を入れればいいや~」では遅いかも・・・。
中3の内容を身につけるのは、小5(小4?)からの算数のデキが関係してきます。
数学は、算数の小5から“気合を入れて”勉強しておいてください。
ここで言う“気合を入れて”は、「学校プラスなにか」での勉強ですね。
「小学校のテストでは、いつも90点!」
それだけでは、数学の世界は甘い顔をしてくれませんからね★