西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

ジム&ジェシーのジェシー・マクレイノズ

2023年07月02日 | ブルーグラス音楽

ジム&ジェシーの弟ジェシー亡くなる

 

兄Jim McReynolds 1927〜2002.12月(ギター)

弟Jesse McReynolds 1929〜2023.6/23(フラットマンドリン)

カントリー&ウェスタン系の音楽に興味がある人達にはわかると思いますが、Bluegrass Music の第一世代に当たる Jim & Jesse and Virginia Boys として鳴らした兄弟の弟の方 Jesse McReynolds が亡くなっそうです。暫くブログへのモチュベーションが落ちて投稿がおざなりになっている間にこうした情報に接しながらも記事にするまでには至っていませんでした🤣
こうした情報に接して最近では聴くことが少なくなったブルーグラスのレコードを聴いてみました。 
亡くなった私の弟は大のブルーグラスファンだったので一緒に聴いたレコード、CDが沢山ある……懐かしさと一抹の淋しさとを感じながら一緒に聴いていたレコードを聴いた。時の流れは確実にくる……そんな想い🤣
  
兄弟は電気楽器を用いない純粋のブルーグラスから後期になってくると電気楽器やスネアドラムを入れたりしてブルーグラスとカントリーとの融合をはかるような姿勢に変わっていった。何故そうしたのかははっきりとはわかりませんが私自身の意見ですが、やはり純粋のブルーグラスマーケットだけでは範囲が狭くて経済的にも発展が望めない・・・というのがあったのではと思います。Bluegrass Music とてプロフェッショナルの音楽として生き残っていくためにはそれなりの変化努力を要したのではないかなあ・・・。純粋のブルーグラス愛好家からすれば不満のある変化でしょうがバンドを維持していったりするには経済的にそうせざるを得なかったのかな・・・とも思います。 
例えば最初に挙げたレコードにはインスト曲として ” Wildwood Flowers ” が収録されていますが、なんとスティールギターがフューチャーされていてジェシーの弾くマンドリンもエレキマンドリンになっています。私のようにカントリーもブルーグラスも同じ土俵で聴いてきた者には ” オッ、彼らも変化したな!” でいいのですが、純粋さが好みの(コアなファンといってもいい)人には違和感を感じたでしょうね。 
 
でも、彼等もその辺のことはしっかりと理解していてコンサートなどでは純粋のブルーグラスサウンドを演奏していたようです。何といっても兄弟の歌のハーモニーが素晴らしいです。来日公演もしたことがあって聴きに行った私の弟は感激して電話でその良さを放してくれたものでした。 
この4枚のレコードにはありませんが、私の好きな古いカントリー曲に ” Remember Me ” という曲があってこれを歌ってくれており Jim & Jesse 兄弟の演奏の中では一番好きなものとなっています。
The Sweetest Songs Belong To Lover In The Gloaming・・・Remember Me、When The Candle Lights Are Gleaming・・・と歌われていく絶妙のハーモニー、ブルーグラスに焼き直されてもとても映える曲!!
 
Jim&Jesse はまた後日採りあげる予定です
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1 コメント

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Jim & Jesse の生演奏を聴いたのは… (凸椪)
2023-07-19 20:12:32
兄の Jim McReynolds が、約20年前に亡くなったことは知っていましたが、その後、弟君の Jesse は現役を続行していたと思っておりました。ただ享年90余才と、我々に多くの感動を残して天寿を全うされたのかと思います。彼らのコンサートは約半世紀前、来日公演で数回、観ることができました。ライブでは、ベースを除いて電気を通さないアコースティックな演奏でしたが、会場で来日記念盤にサインを入れて貰らう機会も得ました。最初に購入したLPアルバムは、本ブログにアップされた GREATEST HITS ですが、正統派のブルーグラスとして何度も針を落とし楽しませてもらいました。スティールをフィーチャーしたカントリースタイルの演奏は、レコード会社の営業政策もあったとは思いますが、彼らの演奏スタイルとしても違和感はありませんでした。トレインソングを集めた『俺達は記者が好き』というアルバムも良かったと思いました。以前、東京都内に存在した東和企画というプロモーションが招聘した折に、大阪城を背景にした来日記念ライブ盤もフェイバリットの一枚です。【合掌】
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