西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

兄と弟のブルーグラス

2022年07月21日 | つれづれに

兄と弟のブルーグラス

 

今日(2022=令和4)7月21日は亡き弟の誕生日。

弟の生前に2人で聴いたブルーグラスを聴く。このLPレコードは1974年(昭和49)廉価盤で発売されたものだった。12曲収録された“ ブルーグラス紳士録” と銘打ったアルバム。聴いた弟の第一声が “兄ちゃんこのブルーグラスは臭いね "……だった🤣”そうやね、アメリカ南部の田舎気質丸出しのローカルバンド総出演ってとこやね“ と笑って答えた。弟はヴァーン&レイというグループの歌と演奏で ” Cabin On A Mountain " という小曲が気に入って" 兄ちゃん、Cabin をケイビィンと発音して歌ってるよ🤣"……とか言っていたのがまるで昨日のように思いだされる😁

さて、今と違って私達が若い頃は色々な音楽が溢れていた……それだけ沢山の選択肢があったと思う。クラッシック、歌謡曲、アメリカンフォーク、ベンチャーズのようなエレキ演奏バンド、ビートルズに代表されるロックバンド、日本のグループサウンズ、ジャズ、ハワイアン、トリオ・ロス・パンチョスのようなラテン、カンツォーネ、シャンソン、タンゴ……等など。映画音楽も盛んだった。その中にカントリー&ウェスタンがありブルーグラス音楽もありました……こちらは西部劇映画やアメリカンフォークから入っていった例が多かったと思う🤣 ベンチャーズでエレキギターがはやり、ブラザーズ・フォーやピーター・ポール&マリー(PPM)でフォークギターブームが到来した……といっても過言ではないかも😁 私と弟はそんな時代にどっぷり、弟は高校でPPMスタイルのグループを組んで文化祭か何かに出演したらしい。ギターも名の知れない安物ギターだったけど熱心さは人一倍だった(写真の時代)。後でガラの悪い同期の数人に絡まれて殴り合いの喧嘩もした……と聞いた🤣

日本盤 GT-1389 Who's whow In Bluegrass Musicブルーグラス紳士録(このレコードは以前にもジャケット違いで出されたことがあるらしい)

そしてブルーグラスを知る……ラジオから流れてきた” Foggy Mountain Breakedown “ だったと思う。それ以前に朝のテレビ番組に”ヤング720(セブントゥーオー" という若者向けの30分番組があって学生のアマチュアバンドがブルーグラスを演奏したのを見たのが初めてだったかも?? 初めて聴くバンジョーの演奏曲はインパクトがあってエッ!という感じだった🤣 

中学〜高校の頃は興味があってもギターはなかなか買えなかった。高校入学祝いに母から6000円位のクラッシックギターを買ってもらった。(本当はピックガードが付いた14フレットのウェスタンギターが欲しかったけど倍の値段がして諦めた)今から思うとホントに安物ギターね、それでも嬉しかったものでした。NHK教育テレビでギター講座みたいのが始まった頃ではじめはクラシックのアルペジオからだった……フォークスタイルのスリーフィンガーとかツーフィンガースタイルなんてずっと後から、ピックを使ったパッシングスタイルもずっと後から……教則本なんかなかったからなあ🤣その分どうして弾いているんだろう……とか探究心があったと思う🤣 カーターファミリーピッキングという奏法がわかって一生懸命練習したもの……🤣

弟はスリーフィンガー奏法が得意だったからバンジョーに向いている…と思っていたら社会人になって案の定バンジョーを買っていた🤣

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする