You And My Old Guitar・・・・ジミー・ロジャースの唄
I could never be lonely, I could never be blue (淋しくもなく、憂鬱でもない)
As I go thru life if only I have my guitar and you (君がいてギターがありさえすれば生きていける)
Why should I ever worry, why should I be sad (どうして心配事や悲しいことがあろうか)
We travel long in a hurry, sharing the good and the bad (いいことも悪いことも受けとめて長い間旅したね)
Whenever I'm up you are near me giving me happiness (気分がいいときはいつでも君はそばにいて幸せにしてくれる)
And when I'm down you cheer me nothing is better than this (落ち込んでいる時は何にもまして励ましてくれる)
Here we go ,just we three ( さあ行こう、3人でね =ギターを擬人化して3人といっている)
Oh how happy we will be ( 何てハッピーなんだ )
I hook my ladder to a silver star( 輝く星にハシゴをかけて
Climb with you and my old guitar 君とギターと一緒に登っていこう)
Over around we wander,first we're here and there ( いろんな所をさまよったね、最初はそこら辺だった、
But I never stop to ponder if clouds are dark or fair 雲行きがよいか悪いかなんて考えずにね )
In one horse town or city no matter where we are ( 田舎だって街だって、僕達がいるところはどこだって
I'm happy if I have with me, you and my old guitar 君とギターがあればハッピーだね )
We'll travel the road together leading to land afar ( 3人で歩いていこう導かれるまま遠くにね、
No matter what the weather, and strumming my old guitar 天気がどんなだって古いギターをかき鳴らしながらね )
1週間くらい前に故ハンク・スノウが歌うこの曲 「 You And My Old Guitar 」 を聴いた。さすがに歌の上手いハンクのこと歯切れのよいサウンドで素晴らしかったのでジミー・ロジャースのオリジナルも聴いてみた・・・・・こちらは比較的ゆったりしている。 この歌は 短くしかも苦難と浮き沈みが多かったジミー・ロジャース ( 1897~1933年 ミシシッピ州出身 ) の人生を簡潔に歌い込んだような曲になっている。 なぜかジミーの唄にはそれをあっさりと受けとめて楽天的に生きていこうとするような雰囲気が感じられます。難しい単語なんかほとんど使わないで簡潔にまとめられていて曲調もよく、それこそギターの弾き語りに最適だと思う。ジミー・ロジャース夫人が一番好きな唄だったとのこと・・・・・私もギターを手にしたら口ずさむ曲のひとつ(今年でも50回以上は歌ってみたと思う)。 古い古~い曲なのにね、なぜか楽天的な姿勢にホッとするようなところがあるから。
ちょっと自分なりに歌詞を訳してみました(たぶんに意訳です)・・・・・・ジミーの写真の中では一番いいかなと思う写真と共に聴くといい曲だなと感じます。 年の瀬に 来年の指針にしたいようなこんなシンプルな歌がいいです