懐かしのスターデイ レコード
米国盤 Starday SLP-291 The Country Music MEMORIAL ALBUM
(1)A Poor Man's Roses・・・・Patsy Cline (2)Blues Stay Away From Me・・・・The Delmore Brothers (3)Old MacDonald's Farm And Shanghai Rooster・・・ Lew Childre (4)Big Silver Tears・・・・ Texas Ruby (5)Pinball Machine・・・・ Lonnie Irving (6)I Dreamed Of A Hillbilly Heaven・・・ Cowboy Copas (7)Beyond The Sunset・・・・ Cowboy Copas (8)Ridin' The Sunshine Special・・・Johnny Horton (9)Rich Man, Poor Boy・・・・Phil Sullivan (10)The Legend Of A .P. Carter・・・ The Phipps Family (11)Sunny Side Of The Mountain・・・Hawkshaw Hawkins (12)On Stage・・・・Rod Brasfield & Cowboy Copas
アメリカ南部~中西部に販売マーケットを絞っていたと思われる Starday Records はカントリー&ウェスタン、ブルーグラス音楽の好きな人にとってはとても嬉しいレーベルでした・・・・・とはいっても日本では東京のように輸入レコード専門のレコード屋さんがある大都会に住んでいないと目にすることがないし、見つけても値段がべらぼうに高かったりで なかなか買えないレコードでもありました。 Starday Records のレコードにはレーベルマークの鷲の脇に Founded 1952 (設立1952年)と書いてあることがあります。
スターデイレコードの特徴を考えてみると
(1)ジャケットが派手で 見ただけでカントリーのレコードと判るものばかり
(2)自社専属の歌手をランダムに入れたオムニバスレコードが多かった
(3)ジョージ・ジョーンズのようなこれからという新人カントリー歌手の発掘
(4)もう全盛時代を過ぎたけれど名前の通っていたカントリー歌手の新録音のレコードを出し続けた
(5)Sacred Song、 Gospel などの宗教がかったレコードも多かった
(6)ブルーグラスにも力を入れていた
(7)コメディのレコードもけっこうあった
(8)カントリーギター、スティールギター、フィドルなどの演奏だけのレコード(Instrumental album)も多かった
(9)購買意欲をかきたてるように自社のレコードジャケットを沢山印刷した中袋を使っていた
・・・・・などが挙げられます。
時代の風潮からするとエルビス・プレスリーをはじめとするロカビリーからフォークブーム、ナッシュビルサウンド、そしてロックへと影響されながら変化してゆく Country Music の世界で ”売らんかな・・・・”ということを考えたらもっと色々できたと思われるのに 時代の流れにおもねることもなく、とても売れそうもないと思われるレコードまで平然と出し続けたスターデイレコードは、今思うととても天晴れな志を持っていたな・・・・・と感心してしまいます。
King Records と提携したり、 Mercury Records と提携したりしながら1970年頃まで存続したようです。そのためにスターデイから出ていたレコードの中には実に多くのカントリー歌手が名前を連ねていますし、しかも Goodn' Country (歌手もピンからキリまでカントリーらしいカントリー)に溢れています。 Starday Records の音楽を一手に引き受けたプロデューサーのドン・ピアス(Don Pirce)という人はカントリーミュージックに対して並々ならぬ愛情、情熱を持っていた人・・・・といえるかも知れません。
アメリカの面白いところは儲け主義で戦々恐々としているレコード会社もあれば細々とながら地道に自社の方針を貫くところも存在しているということです。一言で言えば懐(ふところ)が広くて深い・・・・・・となるんでしょうか。
なぜ私がこの Starday Records にこだわるのかというと、特に目立ったサウンドではないけれど(可もなく不可もないという意味)先に述べたように Goodn' Country に徹していたことでしようか・・・・・・・Starday のレコードは値段が高くてあまり買えなかったので、中古であったり あるいはスターデイ社が廉価盤として設けていた Nashville Records というレーベルのものを買うくらいが関の山でした。僕自身は今でも中古屋さんなんかでスターデイのレコードに出くわすときっと買いたくなることが多いです・・・・昔に比べてずっと安くなっているので。
今後すこしづつですが Starday、 Nashville のレコードも登場させたいと思っています。 今日載せたのは一例で 知らないカントリー歌手も載っています・・・・・これぞ ”Starday Country” というジャケットです(smile)
米国盤 Starday SLP-291 The Country Music MEMORIAL ALBUM
(1)A Poor Man's Roses・・・・Patsy Cline (2)Blues Stay Away From Me・・・・The Delmore Brothers (3)Old MacDonald's Farm And Shanghai Rooster・・・ Lew Childre (4)Big Silver Tears・・・・ Texas Ruby (5)Pinball Machine・・・・ Lonnie Irving (6)I Dreamed Of A Hillbilly Heaven・・・ Cowboy Copas (7)Beyond The Sunset・・・・ Cowboy Copas (8)Ridin' The Sunshine Special・・・Johnny Horton (9)Rich Man, Poor Boy・・・・Phil Sullivan (10)The Legend Of A .P. Carter・・・ The Phipps Family (11)Sunny Side Of The Mountain・・・Hawkshaw Hawkins (12)On Stage・・・・Rod Brasfield & Cowboy Copas
アメリカ南部~中西部に販売マーケットを絞っていたと思われる Starday Records はカントリー&ウェスタン、ブルーグラス音楽の好きな人にとってはとても嬉しいレーベルでした・・・・・とはいっても日本では東京のように輸入レコード専門のレコード屋さんがある大都会に住んでいないと目にすることがないし、見つけても値段がべらぼうに高かったりで なかなか買えないレコードでもありました。 Starday Records のレコードにはレーベルマークの鷲の脇に Founded 1952 (設立1952年)と書いてあることがあります。
スターデイレコードの特徴を考えてみると
(1)ジャケットが派手で 見ただけでカントリーのレコードと判るものばかり
(2)自社専属の歌手をランダムに入れたオムニバスレコードが多かった
(3)ジョージ・ジョーンズのようなこれからという新人カントリー歌手の発掘
(4)もう全盛時代を過ぎたけれど名前の通っていたカントリー歌手の新録音のレコードを出し続けた
(5)Sacred Song、 Gospel などの宗教がかったレコードも多かった
(6)ブルーグラスにも力を入れていた
(7)コメディのレコードもけっこうあった
(8)カントリーギター、スティールギター、フィドルなどの演奏だけのレコード(Instrumental album)も多かった
(9)購買意欲をかきたてるように自社のレコードジャケットを沢山印刷した中袋を使っていた
・・・・・などが挙げられます。
時代の風潮からするとエルビス・プレスリーをはじめとするロカビリーからフォークブーム、ナッシュビルサウンド、そしてロックへと影響されながら変化してゆく Country Music の世界で ”売らんかな・・・・”ということを考えたらもっと色々できたと思われるのに 時代の流れにおもねることもなく、とても売れそうもないと思われるレコードまで平然と出し続けたスターデイレコードは、今思うととても天晴れな志を持っていたな・・・・・と感心してしまいます。
King Records と提携したり、 Mercury Records と提携したりしながら1970年頃まで存続したようです。そのためにスターデイから出ていたレコードの中には実に多くのカントリー歌手が名前を連ねていますし、しかも Goodn' Country (歌手もピンからキリまでカントリーらしいカントリー)に溢れています。 Starday Records の音楽を一手に引き受けたプロデューサーのドン・ピアス(Don Pirce)という人はカントリーミュージックに対して並々ならぬ愛情、情熱を持っていた人・・・・といえるかも知れません。
アメリカの面白いところは儲け主義で戦々恐々としているレコード会社もあれば細々とながら地道に自社の方針を貫くところも存在しているということです。一言で言えば懐(ふところ)が広くて深い・・・・・・となるんでしょうか。
なぜ私がこの Starday Records にこだわるのかというと、特に目立ったサウンドではないけれど(可もなく不可もないという意味)先に述べたように Goodn' Country に徹していたことでしようか・・・・・・・Starday のレコードは値段が高くてあまり買えなかったので、中古であったり あるいはスターデイ社が廉価盤として設けていた Nashville Records というレーベルのものを買うくらいが関の山でした。僕自身は今でも中古屋さんなんかでスターデイのレコードに出くわすときっと買いたくなることが多いです・・・・昔に比べてずっと安くなっているので。
今後すこしづつですが Starday、 Nashville のレコードも登場させたいと思っています。 今日載せたのは一例で 知らないカントリー歌手も載っています・・・・・これぞ ”Starday Country” というジャケットです(smile)