Ken Carson
米国盤 The Longines Symphonette Recording Society LWS-149 America's Favorite Campfire Songs featuring Ken Carson
(1)Nancy Tll (2)Clementine (3)Oh! Susanna (4)Spanish Cavalier (5)Whoopee Ti Yi Yo (6)Good Bye Old Paint (7)Shenandoah (8)Spanish S A Loving Tongue (9)Riding Old Paint (10)Foggy, Foggy Dew (11)Columbus Stockade Blues (12)Look Down That Lonesome Road
2/18(土曜日)も博多で朝から終日仕事だった、帰ってからバーボン・ウィスキーを飲みながら久し振りに American Cowboy Song~Traditional Folk Song を聴いた。このところ日本の歌謡曲のような歌ばかり聴いていたので、いつもの自分に戻ったようで新鮮な響きでいいなぁ~という気分になった。やはりバーボン ウィスキーにはこうした歌が合うなあ・・・・・バーボンも原点に戻って生まれて初めて飲んだ時の Early Times がいい。 初めて買ったときは丸ビンだった、バーボンがポピュラーになり始めた頃だった・・・・・初めて飲んだときはなんだか急に大人になった気分がしたものです。それからずっと Early Times が好き・・・・・。
今日のレコードは昔のカウボーイ・ソングを歌うグループ The Sons Of The Pioneers に短期間だけど所属したバラッドの上手いケン・カーソン(~)だ・・・・・そうはいっても恐らく The Sons Of The Pioneers の熱烈なファンの人にしか知られていないかも知れない。
ほぼ全曲とも生ギターとアコーディオンだけの伴奏で Ken Carson は変に崩したりせずにストレートに歌っているので好きなタイプの歌い方で気に入っている。曲も聴いていると題名は知らなくても聴いたことがあるメロディがたくさん出てくる。
いつ頃買ったかはもう思い出せないけれど きっと The Sons Of The Pioneers のレコードを買った時に一緒に買ったと思う。当たり前のレコード会社が出したようなレコードではないかもしれない。(2)Clementine(いとしのクレメンタイン) とか (7)Shenandoah (シェナンドー ) のようなスロー~ミディアムテンポの曲がこの人には合っているように思う。 CDにはなっていないと思います、CDになったとしても多分今の時代の日本では全然もてないような歌でしょう・・・・・
同じ叙情的な内容の歌であっても日本の曲とは曲調がちがってアメリカ的な匂いが横溢している。ギターを持ったときに歌いたくなるような歌が多い。自分的には日本の唄を歌う時とこうしたアメリカ的な唄を歌う時に ガラッと雰囲気を切り替えて歌えるといいなあと感じる。
最近 ちょっと暗めのフォーク演歌ともいえる 「すぎもとまさと」が歌うマイナー調の ” 吾亦紅(われもこう)” という曲のギター弾き語りの練習をしているけれど、これはこれで日本的な情感があっていいし、ケン・カーソンが歌うアメリカの叙情歌ともいえる ”Clementine ” や ”Shenandoah ” は別な意味での哀愁がある中にもアメリカ的な大らかさが感じられるのでいい。 ウーン日本の歌もアメリカの歌もどっちもいい!
いま自分がアコーディオンを練習していることもあって練習曲としてもとても参考になる・・・・・アコーディオンとしての歌を引き立たせるための雰囲気の出し方とかとても参考になる・・・・・写真もなく未完成につき続く
Pioneers はLPで2~3枚持っている程度ですが、それぞれ録音時期もまちまちで、メンバーも異なっているようです。もっとも“お気に入り”は、ロイド&ボブのノーラン兄弟がいたときのもの。元リーダーのロイ・ロジャース主演のB級映画にも出演していたかと思います。
その頃のメンバーはどなたも引退か昇天されていると思われますが、現在でもグループ自体は存続されていて、ミズリー州の Branson での劇場公演で好評を博していると聞いたことがあります。いずれは同地へ行って観てみたいと考えている昨今です。