岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「仕事師」

2011-12-04 16:37:00 | いなか暮らし
 先日の農作業小屋の解体は素人では到底無理なので、かって「仕事師」と呼ばれた職人に頼んだ。
 40代の見習いと、もう一人はなんと80歳に手が届くと話していたがその身の軽さに驚いた。
身軽に加えて技、力もすごい、大きな木を平気で動かす。
 ベテランは全てに要領、段取りが良く僅か2日と半日で、
最後はきれいに材木を積み上げて終わった。

 昔、クレーンや建設機械のなかった頃は「仕事師」と呼ばれる人たちが家を組み立てたり、古い家や建物の解体をしたが、再利用される事が多かったので古家の解体には慎重を期し「仕事師」の腕の見せ所でもあったという。
 
 手伝ってもらった”80歳氏”は元気な分、声も大きい。
 冬は鉄砲片手に熊や鹿を追い回すという元気。
 後継に期待していると”40代氏”に細かい技を教えていた。





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