岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

この夏・・

2024-08-06 14:41:09 | いなか暮し

  庭の二本のひまわり、連日の暑さのもと元気に咲き続けている。
 このひまわり、誰も種を蒔いた覚えがない、庭先の固い土から芽が出てそのままにして置いたら、その丈2㍍余り小ぶりのもう一本と計2本、楽しませてくれている。
 冬、雪や寒さで小鳥が餌に困るころ、朝夕2回、そばの小鳥の餌台に餌をやり続けている、その時間になるころには近くの生け垣の中では小鳥たちが餌を待っている。そんな小鳥たちが冬場の餌のお礼にどこかで拾ったひまわりの種を蒔いてくれて花を楽しませてくれると想像すると楽しい。

 少し前の頃のことになるが6/30は夏越の祓い 神社の総代さんが人の形に切った白紙を届けてくれる。
 この半年の間の罪、穢れは多い、その穢れを白紙で拭い、なにがしかのお礼とともに総代さんに神社に届けてもらい罪穢れを祓っていただく。もっとも本人が神社にお参りして祓ってもらうのが本来の姿。
 数日して総代さんが今度は「昆虫除祈祷大祓」のお札を各戸に届けてくれる。
 田んぼの稲や、畑の野菜に虫がつかないようにとの願いが込められている。農薬や技術のない昔、大切に育てた稲や野菜を害虫に食い荒らされたことだろう。
 現代では大抵の病気や害虫には負けない技術、農薬があるがそれでも時折病虫害で大きな損害を受けることがある。異常な暑さのせいか今年は稲に「カメムシ」の大発生が懸念されている。「カメムシ」は生まれたての稲の穂に食痕を残し米の品質、等級を下げて収入の低下を招く現代でも農薬、技術でもっても防ぎきれない害虫である。
  青竹に挟んで田んぼに立てた「昆虫除祈祷大祓」どうぞ嫌な害虫が入り込みませんように・・・
 各農家に配布されたはずの虫除けのお札 だがほとんど見かけなくなった・・・・

コメント
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