新花巻駅前かやぶき民家の柿、今年も良く実った。
かっては子供たちがよじ登って我先に取り合い子供たちの大事なおやつ資源だったが今では木登りする子供もいない。
この時期、いつもの句が浮かぶ。
葉の落ちて 柿見事なる
屋敷かな 熊谷一谷(いっこく)
この家のかっての住人の句である。
「短い挨拶」
披露宴の挨拶を頼まれた。
もっとも苦手とするところであるが断りきれない縁もあって引き受けた。
緊張の当日、テーブルには喉を潤す水も用意されてこれは観念するよりほか無し。
披露宴が始まり司会者の話を聞いてどっきり。
苦労して考えた二人の経歴やエピソードなどほぼ同じ内容をすっかり司会者が喋ってしまったのである。
まもなく本番。
内容を即、替えれるほどの機転は持ち合わせない。急遽、先に喋られた内容は省いてその場を何とか切り抜けたが、いたって簡単な短い挨拶となってしまった。
披露宴の挨拶とスカートは短いほうが良いとは言われるが・・・・
それにしても昨今の司会者は良く喋る。
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