梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

プラス思考の訓練

2012年11月09日 08時20分36秒 | Weblog
現場で社員を募集してきました。60歳を過ぎた嘱託社員が、半年前に急遽退職したので、補充も必要でした。それ以前から、出来れば一人は補充したいと考えていましたので、都合二人は採用することでハローワークに求人登録をしてきました。

6月にハローワークの紹介で一人採用しましたが、その社員から9月に退職願が出され、振り出しに戻ってしまいました。一人の仕事としてはトラック配送が主になっていましたので、その間弟の会社に運送を依頼してしのいできました。

現状ではらちが明かず、折込新聞の広告を出したのは10月になってからです。数名の応募がありましたが、極力若い人材を採りたいとの工場長の強い意向もあり採用を見送りました。その間は頑張って現人員でやり繰りするとのこと。

二回目の広告を出したのは10月の中旬です。一回目は浦安・市川市だけでしたので、思い切って江戸川区も配布地域に入れました。プラス掲載費用は掛かりますが、そのようなことを言っている場合ではありません。

わが社では就業前に5分間だけ全員で持ち場を掃除しています。掃除をスタートする直前に、皆が顔を合わせ挨拶して、簡単にその日の来客などの情報を交換しています。

「昨日の日曜版に募集広告が入っています。応募者から電話がかかってくるかもしれませんのでよろしくお願いします」と、営業部長から応対を促す一言がありました。『かかってくるかも・・・』と、すっかり弱気になっているのです。

普段、私は滅多に口を挟まないことにしています。しかしこのマイナスの言葉は頂けません。「絶対に電話がかかってきますので」と、「そんな意気込みでいきましょう!!」と、私は話をしていました。

果たして江戸川区の二十歳代の応募者が面接に訪れて、採用することになりました。意欲もあり前向きな若手です。大切に迎え入れなくてはなりません。

気持ちの持ちようで事態も変わります。これはプラス思考の訓練です。他人の言動は分かるのですが・・・、自分を戒めながら。
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