梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

周年記念旅行3

2007年12月15日 13時22分25秒 | Weblog
九份(キュウフン)は台北より車で一時間ほどの街です。海を望む山の斜面にたたずみ、細い石畳の道沿いに家々が軒を連ねる独特の風景が印象的です。レトロな茶芸館やレストランもあり、どこか懐かしい雰囲気が楽しめます。

日本統治時代に金の採掘で発展した街で、ゴールドラッシュが起こり、多くの人で街がにぎわっていましたが、やがて金鉱が底をつくとともにもとの静かな街に戻りました。

しかし今では、そのレトロな街並みが人気の観光地となっています。映画「 非情城市」 の舞台にもなり話題になりました。そんなことを今回初めて知りました。三日目の午前中、例の台風の影響により、最後の観光地九份でとうとう雨に降られてしまいました。

天気の良し悪しもさることながら長旅では、食事が美味しい美味しくないは必ずつきものです。美味しい食事はそうではない食事があるからこそ、引き立つのではないでしょうか。私個人としては中華料理は大好きで、台湾は色々と種類がありそれなりに満足しました。

今回少し残念だったのが、記念行事にもかかわらず不参加者が結構出てしまったことです。わが社に入社してまだ間もない社員が中心で、無理からぬことですが、またの機会に期待したいと思います。

内輪だけのお祝いで、対外的には一切何もしない創業55周年の記念行事でしたが、参加した社員が本当に喜んでくれました。それだけでも行った甲斐があったと思います。

わが社のこの55年間は、けして平坦な道ではありませんでしたが、多くのお取引先に支えられたのは言うまでもありません。また社外の多くの協力者もあってこそ存続した、これも忘れてはいけないとことと思います。

今後のお取引を通してそれにお応えする為にも、55周年を節目として、社員一丸となって新たなスタートを切りたいと思います。一年前から計画した旅行も無事に終わりました。
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