銚子・角巳之・三代目

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犬吠埼(湧き水)

2021年06月15日 | 銚子の風景

東京の知人から、銚子にある有名な湧き水の場所を教えて...。そんなお話を良く頂いておりました。
湧き水と言ったら、猿田様(猿田神社)ではないですか?と答えたら、猿田様も有名ですが、海...。
しかも犬吠埼付近にあるようですが...と。分からないまま時間が過ぎ、その話題忘れておりました。

先日、銚子市内の知人宅にて、東京の方が湧き水...、犬吠埼付近...そんなこと言ってました。たぶん
あそこのことではないかと思い、案内してきました...。頭の中で話題が一致し、それどこですか?
と言うことになり、早速行ってみました。犬吠埼近く、湧き水の場所へ(写真)

関東最東端、離島・山頂を除いては陽が昇るのが最も早い場所...。そこに沸く水...。それだけでも
パワースポットとしての資格十分で、知らないのは私だけだったのかもしれません...。それほど広く
ない銚子半島...。この15年でほぼすべてを把握したかのような気でおりましたが...。

まだまだ知らないところが多くあるようです...。現在の井戸は自然から湧き出したものではなく、
人工物のようですが、この地...確か弘法大師伝説が点在しているところ...。太平洋の疾風怒濤を眼前
に湧き出す井戸...。そういえば本日、6月15日...。弘法大師の誕生日ではないですか...。

水産白書2020-④

2021年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

この話題、考え始めると延々と続くことになるので、本日をもって一区切りとします。後日、
白書をまた読み込んでみて、面白い記載等ありましたらまた記載します。さて魚の提供方法等。
確かにミスマッチが起きているかもしれない。特に各地で揚がるいわゆる地魚...。

一般的に言って、水産物は安定的な輸入物、養殖物が扱いやすく食べ慣れていると思います。
地域で揚がる特徴的な魚を送られたって、調理法も分からなければ、食べ方も分からない...。
だけど最近は便利なものが沢山あって、ネットとかYOUTUBE等で情報はいくらでも入手できる。

銚子で水揚げ直後の魚を食べた時は何も感じなかったけれど、持ち帰って調理したら何か生臭くて...。
それを聞いた漁師さん、匂いのもとは魚の血管に残った血液がその一因と知りYOUTUBEで画期的
な血抜き方法を習得...。現在、あれは別物...と各地よりお礼状が届くレベルになってます...。

下処理、調理(食べ方)の提案、しかも動画等を使って分かりやすく。作る(獲る)と食べるの距離
を短くする工夫...等々、食べたいけど...と言う方々に、やはり魚は美味しいので、面倒くさい等々を
差っ引いても食べたい(買いたい)と感じて頂けるような取組...。毎度陳腐な結論で恐縮ですが...。



水産白書2020-③

2021年06月13日 | 日記・エッセイ・コラム

魚は割高で、調理法分からず(しかも面倒くさい)食べたい魚が入手できるかどうかも分からない。
その点、肉はいつでもあるし、調理も比較的簡単...。では魚は食べたくないのか?という質問に対し
ては、多くの方が食べたい...と回答。健康のイメージも強いようです。

魚は食べたいという人が多いのに、消費に繋がらないのは割高...等々の理由...。ならば問題を解決
したら魚食は増えるのではないか?当然こう考えます...。そして、これがマーケットインという表現
に繋がることなのですが、生産者目線で商品を一方的に押し出していないか?という事であります。

これは白書ではありませんが、最近美味しい魚(加工品含む)を食べていない...そんな耳の痛い話を
聞くことが有ります。もしかしたら消費者(お客様)の嗜好が変化しているのに、我々提供側が適切
にそれを捉えきれていないのかもしれない...。商品、提供方法、食べ方提案...等々。

タレメーカーさんに聞くと定番の煮魚のタレよりも、アクアパッツアやブイヤベースのタレの売上が
勝っている傾向が強い...と。にも拘らず、提供される魚は煮魚用...。こういうところを丹念に探して
いくと、まだまだ魚食の広がりの余地は見出せるのかもしれない...(続きは次回に)

水産白書2020②

2021年06月12日 | 日記・エッセイ・コラム

従来であれば、現在の漁業者の数、水揚げ量...等々、生産の動向から入るのでしょうが、マーケット
インと冒頭に書かれている訳ですから、まずは消費の動向を...。魚の消費量は平成13年(2001年)
の一人当たり/年間・40.2kgをピークに減少を続けております。

平成23年(2011年)には、肉の商品量が魚の消費量を上回り、以降ずっと肉の消費量が多く
なっております。令和元年(2019年)に魚の消費量は23.8kgとなり、ピーク時の半分くらい
にまで消費が落ち込んでおります...。

他方、消費者(お客様)はどう感じているのだろうということですが、各種アンケート等にて、
健康なども考えて魚はもっと食べたい。だけど...。肉に比べ割高、調理が面倒...等あって、なかなか
魚に手が出ない...。これが実情のようです。

現在の私の仕事は、肉も魚も両方販売しておりますので、この事実微妙なのですが、今回は銚子在住
蒲鉾屋のせがれ、元水揚げ作業員の立場で魚の応援記事を。元来、肉が?魚が?ということではなく、
双方のことを良く知ってバランス良く...と言うことでありますが...(続きは次回に)

水産白書2020①

2021年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

水産業の動向(統計資料・取り組み事例など)をまとめた水産白書.2020年版が刊行されました。
非常に厚い書籍で、隅から隅まで読むにはだいぶ時間が掛かりますが(恐らく読みませんが...)、
毎年、巻頭にある文章だけは注意して見ております(キーワードが網羅されているので)

今年の巻頭・特徴的な記載は、プロダクト・アウトからマーケット・インへ。この言葉今までも
何度か掲載して参りました。プロダクト~(作ったものを、獲ったものをどう売るか?)では
なく、マーケット~(売れるもをどう作るか、どのように扱うか?)こういう事であります。

水産白書ですから主語は漁業者、水産関係者になるのですが、水産白書にマーケットイン...、
主語は消費者、お客様ですと巻頭に記載された意味は非常に大きいと思います。そしてただ主語
が変わったのではなく、相互に繋がっている。繋がる意味を共有して参りましょう...。

巻頭の言葉から、そういう意味を汲み取って白書を読み進めております。魚離れが叫ばれて久しい
昨今でありますが、巣篭もり需要等あり水産物の消費量は前年に比べ微増したそうです。さて
2~3日(また気分で恐縮ですが)水産白書2020の感想など掲載して参ります。

水戸学③

2021年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

この3日ほど、水戸学と...、その写真は3日間とも水戸に由来するものでなく。銚子の風景
であります。ここで考えておりました同級生(高校教師)の言葉の意、文武両道など不可能
です。文武はもともと不岐であるからです...。このことであります...。

文武はもともと不岐(わかれることがないもの)であり、一体であり、相乗効果を生むもの。
文武両道と言うと、それぞれが独立し、これはこれ、あれはあれ...うまく立ち回って等々と
聞こえる時があるのですが、文武不岐...。水戸学を源流とするこの言葉は深いです。

30年以上前、バスケットなる競技をしておりました(突然ですが)当時・千葉県で県内一
の進学校と私の通っていた高校・両校顧問の先生が大学同窓と言うご縁で、合同練習など、
交流ありました。同じ高校生なのに頭も良く運動も強い.・嫌になりました...。

今から思えば、彼らこそ文武不岐の(精神)...。そういう人達と接して、何かを感じ(気付き)
自分なりに行動する...、これも重要かもしれない。水戸学が維新の魁となり、周囲が行動を起
こすことで時代が進んだ...。旧水戸藩校・弘道館、久しぶりに訪ねてみようと思っております。






水戸学②

2021年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

尊王攘夷を叫び、幕末の志士たち(その活動初期において)の精神的な支柱であった水戸学ですが、
明治維新後、その重要な役割の中に水戸藩出身者がいない...。水戸の方々に言わせると、水戸気質
と言いますか、理屈っぽい、怒りっぽい、骨っぽい...が関係しているのではないか...と。

まずもって申し上げるのは私、水戸という土地、水戸の人々が好きで、水戸の方々を馬鹿にした
くてこんな記事を書いているのではないということ(むしろ正反対ですので)。尊王攘夷の思想は
やがて倒幕...に言葉が変わる...。時代の流れは国を開き、旧来の為政者を倒す方向に向かう...。

水戸は御三家。旧為政者の筆頭格であります。これまた知人に聞いたことですが、御三家の家紋
(三つ葉葵)江戸将軍家は三枚とも表...。尾張・紀州は何枚か裏。そして水戸は三枚とも裏...。
これは徳川家に何か問題生じた場合、水戸は将軍家に反対してでも朝廷に従え..という意味らしい。

御三家で、水戸学の中心地で、幕末維新の初期・その精神的支柱でありながら、維新後は不遇に
遭うも、長年に渡り醸成された水戸学の考え方は全国各地に広まり、実は身近なところにその
一端があるのです。高校教師・同級生が言っていたこと...。文武不岐...。(続きは次回に)


水戸学①

2021年06月08日 | 日記・エッセイ・コラム

水戸市は茨城県の県庁所在地。言わずと知れた徳川御三家の一つで、幕末の志士たちの行動指針
となった水戸学の発祥地でもある...。私の住んでいる銚子市とも歴史的な繋がりが深く、私にも
水戸に多数の友人、知人がおります。さていきなり水戸学など、難しい話を持ち出して恐縮です。

いくつか伏線がありました、一つ大河ドラマ...。一つ、私の知人(千葉県内高校教師)が言い出し
たこと、その他...なのですが、ちょっと感じるところありましたので、2~3日掲載します。
毎度のことながら実力不足の解説はご容赦頂き、ご興味あれば専門書にあたって頂ければ...。

大河ドラマは、渋沢栄一の恩人である平岡円史郎が水戸藩士によって暗殺され、水戸学の信奉者
天狗党が筑波山で挙兵し、一橋慶喜を頼って西に向かう...。慶喜はこの報に接し、苦渋の決断と
して天狗党の成敗を決意する...。このあたり...。尊王攘夷の急先鋒であった水戸藩です...。

長きに渡り鎖国をし、皇室を敬い、外国に国を開くな...。日本の伝統文化を重んじる水戸藩は
黄門様・水戸光圀の時代から水戸学を醸成させ、水戸学は幕末の志士たちがその初期に叫んだ
尊王攘夷...。この精神的、論理的な背景となった...とここまで前段。(続きは次回に)

6月6日...。

2021年06月07日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、6月6日でありました...。誕生日であるとか、何かの記念日であるとかそういうことでは
ありませんが、ああゾロ目の日だな...と。3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)
9月9日(重陽)...とありますので、雑学本パラパラと読んでおりました...。

6月6日に雨ザーザー降ってきて...。そんな絵描き歌が記憶にありますが、これで出来上がる絵が
可愛いコックさん。これに因んでコックさんの日。キリスト教圏で6と言う数字は悪魔に繋がる
不吉な数字。恐怖の日とも...。そしてありましたDデイ...。ノルマンディー上陸作戦開始日...。

ドイツのポーランド侵攻を受け、ポーランドの友好国・イギリスとフランスはドイツに宣戦布告。
ポーランド解放のために戦うが、反対にフランスはドイツに占領されてしまう...。第二次世界大戦
の始まりです。そんな時に真珠湾...。米国も参戦し世界は長い戦争の惨禍に突入する...。

米英連合軍は、局面打開のためフランス北部・ノルマンディーへの上陸作戦を敢行し、数か月後
パリ解放...。映画・史上最大の作戦、プライベートライアンなどで描かれている世界です...。特に
オマハ海岸の死闘は悲惨で、海岸が血で染まった...と。写真・平和な海岸線の有難みを...。

魚のフライ...。

2021年06月06日 | 銚子のうまいもの

銚子の美味しい食べ物ついでに...。本日はフライ...。写真では何のフライか分かり難いかと思い
ますが、一番上がエビフライ。手前がカキフライ。そして一番後ろ(下)がヒラメのフライで
あります...。エビ、カキは仕入れ品かもしれない。ヒラメは刺身で食べられるくらい新鮮なものを...。

銚子でもクルマエビは揚がります。カキは夏の定番品(天然磯ガキです...)ただし、クルマエビ
(天然もの)は、5,000円/kg以上するし、カキも1個500円くらい...。とんでもない
高いエビフライ、カキフライが出来上がることでしょう...(ただ年に1回くらいは食べてみたいかも)

ヒラメの刺身は白身魚の最高峰の一つと思っておりますが、何気に熱を通すとまた新たな美味しさ
を醸し出します。一般的に出回っている白身魚フライは、価格も考慮してちょっと名前を覚えるの
が難しいような輸入・冷凍魚。同じ白身魚フライですが、最終的な差はやはり原料の鮮度かと思います。

今はどうなっているのか分かりませんが、神奈川県・腰越の漁港で名物・朝獲れフライなるものが
あります。気になって過去何度か訪問し感動したのを覚えております。アジ、サバ、シイラ...、今
水揚げしたばかりの魚をその場でフライに...。鮮度良い魚のフライは感動的美味しさであります。

さるえびのかき揚げ(再・再・再掲)

2021年06月05日 | 銚子のうまいもの

写真、サルエビのかき揚げ...。もう何度掲載したか忘れましたので、再・再・再掲と致しました...。
銚子・食・美味しいもの...、こんなキーワードで検索したら、このさるえび~が良くヒットする
それだけ銚子では馴染み深いものなのだろうと思います。旬のたまねぎとかき揚げに...。最高です。

もともと、このさるえびを獲る船は小型底曳き船であり、エビシキ(えびひき⇒エビを曳く船)
と銚子弁で呼ばれておりました。最盛期60隻が現在6隻...。しかも6月から8月までは資源
保護のため休漁中であります...。この期間にあるとすれば、このさるえびは...。

冷凍して保管してあったものか、釣り宿の方が釣りの餌として漁獲したものを料理に使ったか...。
このエビ、感覚的にですが冷凍してもあまり美味しさが損なわれないように思いますが、獲り
たてを、非常に単純な調理法(茹でる、揚げる)がベストと思います。

さるえび、キンチャクガニ...。いつもそこに...ある。と思っていたものが、一つまた一つと幻と
呼ばれる食材になっていくこと寂しい限りですが、むしろ幻の食材になっているが故に、問題
提起が受け入れやすい土壌が醸成されていくのかもしれない...。今はそう前向きに思っております。

(銚子港)初夏の刺身!

2021年06月04日 | 銚子のうまいもの

銚子で、漁師さんが営んでいる飲食店に知人と...。写真の刺身・さすがだな~と思いながら完食...。
左上・カツオ...。今年一番の美味しいカツオだと思いました。本当に絶品であります。右上は
ヒラメ...。夏ビラメ(旬外れ)か...、なんて言っているのは素人であります...。これまた絶品。

左下の白身はショウサイフグ...。ちょっとコリコリして、噛めば噛むほど味が出る...。これは
産地(銚子)以外ではなかなかお目に掛かれないかと思います。ショウサイも部位によって
毒があり、千葉県では確か条例でフグの調理免許を持った方しか処理できない...。

そして右下なんですが、これアジでした...。刺身の断面から類推すると魚体は30cmくらい
あったかもしれません。以前、大アジ(銚子の魚参照)と題して掲載したことが有りますが、
大きいのは大味か?と言えばそうでなく、大型のアジは絶品だな~と再認識致しました。

絶品、絶品とあなたのブログはそんな表現ばかりで信用ならんと指摘されること多いのですが、
もうそれしか言葉が見つからないのは事実。あとは一食に如かず。ご自身でお確かめ下さい。
銚子の海は完全に夏状態へと変わって参りました。夏の旬...も盛り沢山であります。

何屋さん?...③

2021年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

震災後の様々な職業替えに付いては、何度か掲載したことが有りますので省略させて頂きますが、
現実は、何屋さん...と明快に答えることが出来ないほど、様々なことをしていた。要するに生きる
のが精一杯であった...こういう状態でありました。ただしそんな状態だからこそ見えたことが...。

こんな状態にも関わらず、いろいろな頼まれごとが結構多くありました。今にして思えば、
面倒くさい事、手っ取り早くお金にならないこと、便利じゃないこと...等々。ただしこの領域に
こそ、お客さんの要望(需要)が潜んでいることに気付いたような気がします。

仏教の世界で観音様は33(徳王観音、威徳観音...、こういう姿・形・役割の違う33通りのお姿)
で悩める衆生を救う...と。観音様を持ち出すこと甚だ不埒ながら、いるのは目の前のお客さん...。
変わるべきは私自身...。俺の作った商品は世界一、売れねえのはお客がバカだからよ...(論外です)

後に某お役所の方に、ファシリテーターと言われ、言葉を知らずにファシリをパシリ(使い走り)
と聞き間違え、ああそういう部分あるなと思い、次に地域商社と言われ、何か格好いいな...と。
実に多くの方々が集まる場もできてきた11年目の何でも屋(現在、地域商社)であります。



何屋さん?..②

2021年06月02日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子に戻って16年目となりましたが、当初は家業の蒲鉾屋さんに...と、本気で思っており
ました...。当時30代...、体力十分でありましたので朝は漁船の水揚げ補助などしながら、
蒲鉾原料となるホシザメを集め、運び、処理して...そんなことをしておりました...。

本物は美味しい。絶対に評価される...、そう思っておりましたが、まずはこれが勘違い...。
原料の水揚げも不安定...。さらに工場の老朽化、衛生管理に関する関連法規への対応、
昔からこうやってるんだと頑なに変化を拒む先人の説得に失敗し、資金もなく...。

そんな中、身内が病気で倒れ、様々なバランスが崩れました...。もはや蒲鉾屋さんを維持
することは不可能になり、朝の水揚げ等でお世話になってる漁師さん達から分けて頂いた
魚の行商を始めました...。(千葉県)成田・印旛の直売所さんには大変お世話になりました。

漁師の方々、農家の方々との交流が増えていき課題が見つかりました。規格外野菜や未利用魚...。
様々な制度を使って、これら商品の加工品を製造・販売する店舗を開店しました...。紆余曲折
の後、漸く光が見えかけた時...、お店のオーナーさん倒産。直後に3.11...。続きは次回に。



何屋さん?...①

2021年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、5月31日...。3月決算の私の会社にとっては、申告期限の日でありました...。毎度のこと
ながら間際になって慌てて、いろいろな方々のお世話になって...。とにもかくにも創業10周年。
申告を終えて、ホッとしているところです...。良くも悪くも非常に濃い10年でありました...。

さて、10年ひと昔なんて言います...。10年経って感じていることなんですが、あなた何屋さん?
これ殆ど言われなくなってきました。創業当初は良く言われたものです、あなた何屋さんか分から
ない...。業務内容をきちんと説明して下さいよ...と。何度説明しても...全く分からないと言われ...。

むろん私の説明も不十分だったのだと思います。蒲鉾屋さん。干物屋さん。大分類で魚屋さん...。
これだと分かりやすかったのでしょうが、世の中この10年で、作ったものをどう売るか?という
時代から、売れるものをどう作るか?という時代に変わって参りました。最近特に顕著です...。

もし創業時に自ら、私は~屋さんです。と言い切っていたら、その当時は分かりやすかったと
思います。ただし新規創業時に職種を絞っていたら、お客さんの要望と言う一番大切なことを見落
とし、会社維持することは出来なかったかもしれないと思うに至っております...。続きは次回に。