銚子・角巳之・三代目

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正面の理・側面の....

2007年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1007 理屈なんか抜かしてねえで、体動かせ...。銚子の現場で良く耳にします。確かにその通りです。ボヤボヤしていると魚が腐る...。ただ時には理屈も重要だと思っております。食べ物の生産と消費の距離が大きく離れてしまっている昨今、理屈と言いますか、自分達の活動を筋道立てて説明する事、難しいですが大切な事だと思っております。話は飛びますが90年代後半、金融腐食列島なる言葉が出るくらい金融スキャンダルが続出しました。その際、債権回収で辣腕を振るった弁護士さんの言葉。“正面の理・側面の情” 回収できるかどうか分からないし、恐い筋まで入っている。こんな大変な仕事なのに、貴方の部下は嬉々として働いている。何故ですか?の質問に対して出てきた言葉。確かTVのインタビューだったと思います。正面には理が有るべきだ。理とは大義名分とか、正義とか。さりとて人は理だけで動かない。側面から見守り続ける情も必要だ。ただ理と情だけで物事は成就しない。人間の成長も止まる。最後に必要な事、それは背後の恐怖である。10年ほど前のTVインタビューですが、今でも鮮烈に覚えております。正面の理・側面の情・背後の恐怖。凄い言葉です。写真は波崎の風車。どうも私、風車を真下から見上げ、正面の理、側面の....、とぶつぶつ言っていたようです。狂った訳では有りませんので...。背後の恐怖は毎日感じておりますが....。


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